はじめに
『月刊少年ガンガン』で連載中の荒川弘先生の『黄泉のツガイ』10巻ネタバレです。
ネタバレ
前巻まで
影森家の死体回収に田寺の隠れ家にやってきたアスマ。そこでロウエイとリュウに鉢合わせしてしまう。
双方が「ツガイに寄生して爆発させるタイプ」のツガイを追って、西ノ村を怪しんでいることが分かったため、アスマは影森と東村で手を組むことを提案してきた。
10巻ネタバレ
ハナちゃんは社長の看病している。ロウエイの仲立ちで影森の次男(アスマ)と繋がりができて、リュウとも連絡が取れたことを報告。ユルと一緒らしいがどこに住んでるかわからないと知らんふり。リュウはユルを『封』にする気はない。だからリュウは東村について知っていることを全部ユルに話している。ユルも東村の刺客がきたら返り討ちにする気満々。東村側は、もうバラバラ。だから影森も手を組むのはアリだと社長を説得する。
社長に責任者として影森との会談に行ってこい。と言われてしまう。今、下界の役職持ちで動ける最高位は「墓掘り」のお前だ。
ロウエイがリュウと一緒に帰ってきた。ケンが、泣く。いろいろ訴える。そばに居てほしかった。
ロウエイはユルに両親(ミネとナギサ)が行方不明だということを謝る「すまなかった。逃がしたなら放置せず、逃げ切るまで面倒を見るべきだった。」
『オシラサマ』は「生前引き継ぎ」をしている。
現・主が急死したときに野良ツガイにならないように生前に次の主を決めておく事。
引き継ぎは主とツガイと次期主と話し合いで決め、合意のあと次期主の血を少しツガイの体に染み込ませておく。現・主が死んだらロスタイム無しで次の人に主の権利が移る。
ロウエイが素顔を明かすことになった。顔の半分がやけどで爛れている。そちら側の耳もなくなっている。
『ひっつきもっつき』の主・矢賀と言う男が西ノ村に行くと言っていて、そのまま音信不通になった。放っておいたが、半年ほど前に近くを通ったからなんと無しに西野湖ダムに立ち寄ってみた。静かな湖畔をぶらぶら歩いていたらいきなり攻撃を受けた。なにか光線が顔の右側を貫いた。なにかわからない。本能的にこいつはヤバいと感じ即座に逃げた。
影森と手を組むなら影森にも「西ノ村跡地には絶対に近寄るな」と伝えてくれ。
会談。参加者は
影森側。アサ、ガブちゃん、ゴンゾウ、ヒカル、アスマ、ジン、
部屋の外に待機ナツキ、フユキ、ハルオ。
東村側、ユル、ハナちゃん、リュウ。部屋の外に待機、右さん、左さん。
主導権は影森が握り手を組むとゴンゾウ。西ノ村について対処することに。
西ノ村の情報を得るために、ユルが東村のヤマハおばぁに話を聞きに行く。と言い出す。ハルオがアキオの手がかりが欲しいから同行したいと志願。案内人にロウエイ。
東村にやってきた。
アザミの父親、オダマキさんはアザミが無事だと知って安心して泣く。
ユルは村人にストレートに「俺が死んだらすごい力を得られるって皆、知ってんだろ?」と聞く。村人は悪びれす、お前も知ってたのか?『封』だよ。早く『封』を手に入れて下界の奴らに東村の力を示してやろうぜ!ユル、お前いつ死ぬんだ?
運命の双子は死んでも絶対に生き返る保証はない。400年前の双子の片割れは生き返らなかった。
ヤマハおばぁは寿命を「封」じている。
ヤマハおばぁに屋敷で話そうといわれ、入る。西ノ村について教えろとユル。協力しないなら、もし俺が死んでも黄泉比良坂で『封』を受け入れずにそのまま死んでやる。と脅す。
ヤマハおばぁは西ノ村の出身だった。
とりあえずヤマハおばぁはミネとナギサの行き先も、ロウエイに一撃を与えた西ノ村跡地にいる奴が何者かもわからなかった。ただアキオのことは痛覚を「封」じられているのでは?と言い出した。
「神懸り」古くは「カムガカリ」と言われる巫女。霊媒師のユタみたいなもので、ある日突然「封」の力の一部が普通の人間に降りてきてしまう。
400年以上前、ヤマハおばぁの双子の姉・ミナセに「封」の力の一部、寿命を「封」じる事ができる力が降りてきた。ミナセはすぐに自分の老いを止めた。その力目当てに人が集まったが、ミナセは力は自分自身にしか効果がないと嘘をついて、追い払った。
すると人々は双子の妹であるヤマハにもそのうち同じ力が降りてくるのではと期待し始めた。しかし力は降りてこなかった。姉のおこぼれでいい生活をしていたから村人から疎まれるようになった。そんなとき、東村からの使者が「巫女か、それに近しい女を分けてほしい」と訪ねてきた。
そうしてヤマハは東村にきた。ヤマハが東村に来てすぐに運命の双子が生まれた。
その時の東村の殿様は東村紫明(しめい)という男だった。双子は夜太郎とあさひと名付けられ、紫明はわが子のように可愛いがった。
双子が10歳になると、慶長出羽合戦が起こった。
紫明は出陣前に『解』と『封』を手に入れるために夜太郎とあさひを殺した。
夜太郎は生き返らなかった。あさひは『解』を得て戻ってきた。
右さんには戦場についてきて自分を守るように、左さんにはここに残り、城と村を守るように命令してあさひを連れて出陣した。
紫明は城内の最上殿との連係があるから勝手に動いてはならないと言われていたが、何日も待たされ、しびれを切らして先陣を切ってしまう。
あさひが手を広げるだけで敵兵の首と胴が離れる。どんどん進み、大将首もあっさり首ちょんぱする。しかし、その人物は影武者だった。それで『解』の居場所がバレてしまい、あさひは弓で撃たれあっさり死ぬ。紫明は命令違反で謹慎になり、村で処分を待った。
しばらくして関ヶ原で東軍が勝ったと知らせが入った。
そしてヤマハの元に、姉ミナセが匿ってほしいと訪ねてきた。
ヤマハが紫明にミナセを紹介すると紫明は「わたしの寿命を「封」じろ」と命令した。しかし、できないとわかると「出て行け」と言った。
その時、ヤマハはもうお婆さん。ミナセがヤマハの寿命を「封」じた。ヤマハが「私の存在を認めてくれたこの村を生きて守りたい」と言ったから。
ミナセは東村から出ていった。
ミナセに寿命を封じられたことが呼び水となったのか、その後すぐにヤマハにも「封」の力の一部が降りてきた。任意の地域を「封」じて下界と隔離する力。ヤマハは出羽合戦の沙汰が来る前に東村を守らなければならないと、東村一体を封じ込めてよそ者たちの目から隠した。
そうして紫明は裁きから逃れることができた。
しかし、もう心が壊れていて、普通の双子でも『解』と『封』をもつ可能性があるのではないか、と村中の双子を殺してしまった。村は元々、双子が生まれやすい地だった。
しまいには、妊娠中の自分の奥さんの腹に「この中に双子かまいるかもしれない」と刀を突き立てた。付き合いきれず村を見捨てて下界に降りた者たちののひとつが影森家。
村は崩壊寸前になり、狩人が紫明を山狩に誘い出し殺した。左右様も狩人の算段に気づいていたが、見逃した。その際、本尊に戻った。紫明は山賊に殺されたことになっていた。
紫明の死後、巫女だったヤマハが長として寂れた村を仕切ることになった。
紫明を殺した狩人はタイザンという名でユルの先祖。
キョウカはユルにもう村に戻ってこないように言った。ザシキワラシに渡すように手紙をユルに預けた。
東村を出て、ユルは今の東村を見てみたいと言い出したから、ロウエイが案内してきた。そこは『東村城(旧東村)跡地』となっていて何もなかった。ユルは山に向って東村の大人たちへの文句を大声で叫んだ。
ジンからイワンとアキオの居場所を突き止めたと全員にメールが届いた。
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アニメはいつから?
2026年4月からアニメ放送が決定しています。
『黄泉のツガイ』は2026年4月にTVアニメ放送開始。2クール連続で制作はBONES FILM。放送局や配信情報は現時点では未発表ですが、ティザービジュアルと特報PVがすでに公開されています。
アニメ化情報まとめ 2025年11月26日時点
- 放送開始日:2026年4月 放送開始予定
- 放送形態:2クール連続(長期でじっくりアニメ化)
- 原作:荒川弘(『鋼の錬金術師』作者)
- 放送局/配信:現時点で テレビ局・配信サービスの詳細は未発表
- 制作会社:BONES FILM(ボンズ新レーベル)
- 制作協力:BONES / アニプレックス / スクウェア・エニックス
- 監督:安藤真裕
- シリーズ構成:高木登
- キャラデザ:新井伸浩
- 音楽:末廣健一郎
キャスト
- ユル:小野賢章
- アサ:宮本侑芽
- デラ:中村悠一
- ガブちゃん:久野美咲
公開中の映像・ビジュアル
- ティザービジュアル 公開
- 特報PV(ティザーPV) 公開済み
- 公式サイト・公式Xで随時更新中
おわりに
東村のひとたちがユルが死ぬのを当然のように待っていてこわいです。
なぜ、400年前の双子も夜太郎『封』は生き返らなかったのでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。


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