※本記事の一部はAIを活用して作成しています。
はじめに
『月刊少年ガンガン』で連載中の荒川弘の『黄泉のツガイ』13巻のネタバレです。
ネタバレ
前巻まで
影森本家ではヒカルの奮闘で御陵を退けることに成功した。
一方アサ達はイワンを陰陽ちゃんの中に幽閉、椥辻と醍醐を捕獲した。だか、影森家屋敷は壊滅状態であると知らせが入り…。
ゴンゾウの死は影森家にとって最大級の打撃でした。これまでの死亡キャラを整理したい方はこちらの記事もどうぞ。
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初登場時は完全に怪しかったアスマ。石田彰ボイスも相まって「裏切る?」と思った人はこちら
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ネタバレ
第49話『怨みとつらみ』
ユフキが醍醐をボコボコにし、椥辻と醍醐はブルーシートの上に転がされた。椥辻が気づくと2人はフユキ、ハルオ、デラ、ユル、アサ、ガブちゃん、左右様に囲まれていた。
ドMはドSが瀕死なことに泣いていた。そこからツガイが片方死んでしまった場合の話になり、片方が死ぬといずれもう片方も死ぬとわかった。
フユキの閻魔帳ブラックリストでサドマゾの経歴を調べる。ツガイとしての歴史や経歴はなく、醍醐ヒデツカが初めての主だった。醍醐ヒデツカは明治41年西ノ村生まれであることが判明。左右様とユルがミナセの力だと気づく。
醍醐はユルたちがミナセのことを知っているならと西ノ村のことを話し始めた。椥辻は年齢を封じてはいない。
椥辻はフユキに閻魔帳で調べられそうになると、触ったらその瞬間に寄生して爆発するかもしれないよ!?と脅す。フユキは手が出せなかった。
椥辻によるとツガイ名は『裁きの日』個体名は心臓のほうが「ソドム」、手のほうが「ゴモラ」。名前のセンスに賛同するガブちゃんと、そのガブちゃんのセンスに心の中で突っ込むアサ。
「ソドム」と「ゴモラ」は椥辻が言っても本尊に戻ってくれないらしい。同じく歴史も経歴もない。元は『ひっつきもっつき』の主の矢賀という男。死んだあと峰山アンナのツガイに肉団子にされて新種のツガイに生まれ変わったのだ。
西ノ村がアサとユルを狙うのは、表向き滅んだと思われている西ノ村はダムの下に結界を張って今でも復讐の機会をうかがっているから。
ただ結界をこじ開けるだけではダムの水が一気に流れ込んで、滅亡してしまう。「解」きつつ、「封」じるを同時にやらなければならない。
椥辻はマヨイガに放置された。(食料はある。)
世間では影森家屋敷の爆発がニュースになっていた。漫画の休載から、影森が波久礼ヒカル先生の家だとバレる。
ハナちゃんは峰山アンナを呼び出していた。椥辻とイワンを捕まえたことを告げる。椥辻をマヨイガに隔離したから、ツガイが爆発させられることはないと教え、峰山をユル、アサ、ガブちゃんが待つ、高架下に連れて行った。アサが「恩に着てね」と峰山の何かを解いた。
改めて、壊滅状態の影森屋敷に帰ってきたアサ、ガブちゃん。アサはヒカルが右腕をダメにしたことにかける言葉がなかった。
ヒカルが「おかえり、アサちゃん」というが返事ができない。ジンは行方不明のまま。ゴンゾウをはじめ、亡くなった者の火葬は済んでいて、骨壺が置かれていた。アスマもガブちゃんとアサの帰宅に気づき、「おかえりなさい。」と声をかける。やはりアサは答えない。
アスマは茶道具を持っていて皆に茶をご馳走するとお茶をたてはじめた。
「ただいま」が言えないアサがつらい
個人的に13巻で一番印象に残ったのはここでした。
影森家の人たちは誰もアサを責めていません。
それなのにアサは「おかえり」に返事ができませんでした。
アサ自身が、自分のせいで多くの人が傷つき、亡くなったと思い込んでいるからです。
戦いは終わったのに、アサの心だけはまだ戦場から帰ってこられていないように見えました。
第50話『後片付けと置き手紙』
皆で屋敷の瓦礫を片づけをする。ユルや左右様、デラ、ハナも手伝いにきた。
宇宙人のツガイも手伝いに来た。
屋敷の中で御館様たジンさんの書斎は無事だった。
そこには古今東西、日本各地のツガイの資料があった。民間伝承や古文書、うわさ話や都市伝説レベルの話も集めていた。地域ごとに分けられている。本尊が放置されているものを保護していた。ガブリエルもそうやって山奥で見つけてもらったのだ。
アスマがお茶をたて、皆で一服することになった。瓦礫の山に皆が涙した。
そこに黒谷姉弟の祖母の黒谷カナエが顔を出した。がっしりしたおばあさん。ツガイは「影武者」。
カナエは今回の件の発端は孫であるアキオの裏切りであることから、土下座した。
カナエの後ろで、ナツキ、フユキ、ハルオも正座して頭を下げた。
カナエはこれから人生のすべてを影森家のために使うと誓った。
これからどうするか、まずは不動産関係の整理という話になり、ユルは自分に関係なさそうだと片づけ仕事に戻った。
すると、ユルは個人的にガブちゃんに呼び出された。
ガブちゃんはアサが「おかえり」というヒカルとアスマに返事が出来なかったことから、自分をここに帰って来てはいけない人間だと思っている、「自分のせいだ」と凹んでいるから、身内であるユルにアサをひとりぼっちにしないでとお願いした。垣根の影で宇宙人ツガイが話を聞いていた。
次にアサがユルに相談を持ちかけた。誰にも聞かれないように…。というが宇宙人ツガイは出るに出れず聞いてしまう。
醍醐は自分でサドマゾに本尊に戻るように行った。
そして醍醐はガニマタに操られ山の断崖から飛び降りた。自殺に見せれば死体を隠す必要がないからだ。
アザミは下界のことを知りすぎたから、東村に戻すのではなく父親を下界に降ろすことにした。村仕舞いに近づいている。
明け方、アサとユルが家出した。
御館様の残した資料の量に驚いた
御館様の書斎には全国のツガイに関する膨大な資料が残されていました。
なぜ御館様が権力を持っているのか、それは裏ではとてつもない量の調査を続けていたことも理由の一つでしょう。
ガブリエルもそうですが、放置されたツガイを保護していたという話からも、影森家がただの名家ではなかったことが伝わってきました。
ガブちゃんは誰よりもアサを見ている
今回も、アサが自分を責めていることを誰よりも早く見抜いていました。
そしてユルに「アサを一人ぼっちにしないで」と頼みます。
ガブちゃんはアサを責めるどころか、ずっと味方でいてくれています。
第51話『家出と逃亡』
アサとユルは沖縄に向かっていた。
アサはガブリエルに見張られていたが、ガブちゃんの命令を一旦解いて、抜け出した。ユルとの待ち合わせ場所には宇宙人ツガイのひとりが案内してくれた。ユルと無事に合流。
影森家では「解」の応用に驚いていた。
新幹線やフェリーに大興奮のユルと左右様。アサは東村を出てから影森家に保護されるまで父母と日本中逃げ回っていたから、旅に慣れていた。
ナギサがロウエイを下界の人間だと知ったのはロウエイがコンタクトレンズを落として探してたから。さらにロウエイはインプラントも露出していた。
日本中逃げ回って、影森家に保護されたのが5年前。アサは巻き込んでしまったからもうあそこには戻れないという。
ユルは「心配するな。」と置き手紙を残していた。
第52話『夜と海』
立川マコトは影森家を出ることにした。ここで見聞きしたことをよそで話さなければいいとヒカルはすんなり許した。
庭師に影森と関わりをもったツガイ使いは公安にマークされているから、悪事に手を染めないように助言した。公安にも表に出てこないツガイ使いがいて、この国の中枢を守っていると御館様が言っていたそうだ。
ヒカルにジンの母親から電話がきた。
元旦那であるゴンゾウの死を悼む気持ちからの電話かと思えば、遺産をもらえるか、少なくともジンに遺産は入るでしょ?という確認の電話だった。
ヒカルはキレて電話を切った。ヒカルは「俺は影森家当主です!この家は俺が守ります!!」と大きな声を出した。
ジンが愛ちゃんと誠くんと契約し、名前をつけたときを思い出していた。
ヒカルはアスマに「俺、この家の当主やる!」と宣言した。ガブちゃんも聞いている。
ヒカルは、ここをジンもアサちゃんも行くところがない屋敷の皆も安心して帰ってこれる場所にしなきゃだめだ。この家を守りたい。だから、当主としてできることを教えてほしいと、アスマに頭を下げた。アスマはそんなヒカルに同じく「ありがとうございます。ヒカル兄さん、よろしくお願いします。」と頭を下げた。
ただ、ガブちゃんは「先生ちゃん、もう漫画描かないの?」と聞き「この腕じゃ…」と煮え切らない返事をするヒカルに「つまんない」と言い放った。
ガブちゃんが部屋に戻ろうとすると桜沢先生が声をかけてきた。「ケガを治してくれる医療系のツガイがいればいいのにね」
「解」でも「封」でも応用で治せるようになればいい。という桜沢先生にガブちゃんは「桜沢先生も双子の力を利用したいの?つまり、ユルに死ねってこと?」と睨む。
桜沢先生はアスマと同じく双子の力は組織のコントロール下で利用しちゃえ派だという。カブちゃんは殴るが結界でカブちゃんの手が痛いだけだった。
波久礼ヒカルが連載していた編集部では、プリマミのコメント欄が荒れていた。反社漫画家、などと言われている。担当編集、中神マユが波久礼ヒカルが入院してても描かせろと言う編集長にキレた。
ユルは船酔いしていたが、アサとの旅に穏やかな時間が流れていた。
フェリーにキャップを後ろ向きにかぶった顔に傷のある少年がいた。宇宙人のツガイに気づき帽子で顔を隠すように避けた。ツガイが見えるのだ。フェリーを海底から囲うように巨大なツガイが姿を現す。大きく船が揺れた。
14巻に続く
ヒカルが本当の当主になった瞬間
正直、初期のヒカルは頼りない印象もありました。
漫画家としては成功していても、影森家を背負う姿は想像できませんでした。
しかし今回、「この家は俺が守ります」
と言い切ったヒカルは本当に格好良かったです。
右腕を負傷し、ジンも行方不明。
それでも逃げずに立ち上がった姿は13巻最大の成長だったと思います。
ガブちゃんの怒りは当然だと思う
桜沢先生やアスマの考えも理解できます。
双子の力は強大で、利用したくなる気持ちは分かります。
しかしガブちゃんから見れば、それは「ユルの命を道具として使う」という話です。
今回の怒りは感情論ではなく、大切な家族を守ろうとする反応だったように感じました。
アニメから来た方へ。今の放送分が原作どこまで進んでいるのかはこちらで予想しています
→『黄泉のツガイ』アニメは原作何巻まで?どこまで放送されるか最新話から予想
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14巻発売日
14巻は2026年11月頃発売予定です。
おわりに
ユルとアサの旅は久しぶりに穏やかな空気が流れていました。
しかし顔に傷のある少年や巨大な海のツガイが登場し、不穏な空気も漂っています。
巨大なツガイは次巻予告では『天を摩る、規格外の海楼』とフェリーよりはるかに大きい巨大な目玉の蛇のようなものが海面から出でフェリーを見下ろしています。
西ノ村の勢力なのでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
14巻ネタバレ→
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