薬屋のひとりごと　最新話　第84話　ネタバレ　漫画【サンデー版】『年明け(後編)』楼蘭と玉藻前

はじめに
第84話『年明け(後編)』ネタバレ
楼蘭＝玉藻前
コミックス19巻特装版　12月19日発売
アニメ2期2025年1月10日から放送開始
アニメ1期配信はDMM TV
おわりに

はじめに

こちらは、薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～ (サンデーGXコミックス)　
最新話第84話『年明け(後編)』のネタバレです。
月刊サンデーGX 2025年1月号に掲載されています。

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第84話『年明け(後編)』ネタバレ

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壬氏が猫猫を引き止めたのは約束を果たしてもらうためでした。

「約束を果たしてもらおうか。」という壬氏に猫猫はなんの約束をいつしたのか、忘れていました。約束は氷菓の材料をそろえてもらったときに(14巻57話)に『人の話は最後まで聞け。』ということと、簪をつけてくるように言われたことです。

猫猫は約束を思い出しましたが、簪は子翠(楼蘭)にあげてしまいました。

砦から落下した子翠の死体は発見されておらず、春になり雪が解けたらまた、捜索が始まるらしいので「春になったら見つかるかもしれません。」と壬氏に告げました。

簪をつけてくる、という約束は果たされなかったのでもう一つの約束『最後まで話を聞く』を果たしてもらおうと壬氏がにじり寄ってきます。
しかし、話すべきことはもう分かってるから今更だなとなってしまい、(壬氏は実は皇弟だということを話したかった)猫猫は「では代わりに別のものでも。」というと壬氏は猫猫の首にくちづけをしました。「これで意味がわかるか？」と聞きますが猫猫は「人の唾液には毒がある場合もありますよ。」とごまかします。壬氏は猫猫が思い通りにならないので抱きしめ、そのまま猫猫の首を噛み、歯型をつけました。「続きはまた、と言っただろ。」と猫猫に口づけしようとします。「確かめさせろ。お前も毒をためているのか…」

ふたりの唇が重なりそうになったとき、趙迂が「とかげ！欲しがってたやつつかまえた！！」と扉を明けました。がっくり肩を落とす壬氏。

また猫猫にキスするタイミングを逃したのでした。

高順とやり手婆が部屋をのぞいています。猫猫は婆に壬氏が休むための寝床を用意するように言いました。しかし、壬氏は猫猫に抱きついたまま離れません。猫猫の太ももに頭を埋め「ここで休む」と眠ってしまいました。猫猫は、呼び方は“壬氏さま”のままでいいのかな？と考えながらも、「少しだけですよ。」と壬氏が自分のひざ枕で休むことを受け入れました。

海辺の市場に子翠がいます。猫猫にもらった壬氏の簪が銃を防いでくれていました。

その簪と市場で売っていた翡翠製の蝉の簪を交換してもらいました。

簪を売っていた漁師は子翠の容姿を褒めました。あんたみたいのは主上の花園に入ったらいくらでも贅沢できるだろうに。玉葉が皇后になった話も出ました。

子翠は「東の海の向こうにも国はあるんだよね。行ってみたいな。」と話しました。船旅は危険だからよく考えてからにしな。と言われます。

子翠は自分に“玉藻たまも”と名前をつけ「大丈夫、私、海に愛される名前だから。」と、漁師にいい、笑顔でバイバイと手を振りました。

第85話ネタバレ→

楼蘭＝玉藻前

楼蘭は玉藻と名前をかえて日本にやってきました。

原作者のブログより

薬屋のひとりごと人物紹介 : うりにっき

子翠：虫好きゴーイングマイウエイ女官。実は翠苓の内通者。おそらく緑と赤の見分けがつかない。

↓

楼蘭：子昌の娘、皇帝の妃。お付の侍女ともどもに派手な格好をしていた。のちにそれが子翠として行動するのを欺くのに利用していたと判明。皇帝一族、後宮、国を恨む母に呪詛とともに育てられた娘だが、その精神はまっすぐなまま、不器用ながらにことをおさめようとしていた。異母姉と幼い一族の子どもたちをすくうため、稀代の悪女を演じようとする。翠苓とともに元医官に勉学を習ったためか虫に詳しく、それゆえ今後起こりうる国の危機を察していた。そのため、この国に子の一族はいらないと判断する。

↓

玉藻：名前の意味が分からないなググるといいかも。

玉藻とは玉藻前のことです。

玉藻前は平安時代末期に鳥羽上皇の寵姫として知られる伝説上の人物であり、彼女の起源は日本の古代神話に深く根ざしています。彼女は九尾の狐の化身とされ、特にその美貌と知識の深さから上皇の寵愛を受けました。しかし、彼女の存在は単なる美しさに留まらず、彼女の正体が明らかになると、九尾の狐としての恐ろしい一面が浮かび上がります。最終的に、彼女は下野国那須野原で殺生石となり、その伝説は今も語り継がれています。