阿武ノーマル 最新刊8巻 ネタバレ 堂々完結 阿武が求めた普通とは?最終刊

漫画
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はじめに

原作川上大和、作画タイジュン『阿武ノーマル』最新刊であり最終刊8巻のネタバレです。
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『阿武ノーマル』あらすじ

『阿武ノーマル』は、29歳の独身OL・阿武英子を主人公としたサイコ・サスペンス漫画。
英子は「普通」になることを強く望み、その価値基準に固執するあまり、彼女の周囲の人間関係が次第に崩れていく。
彼女の「普通」に対する執着が、日常生活にどのような影響を及ぼすのか…。

阿武ノーマル 8巻(73話から74話) ネタバレ

8巻は第73話から第83話が収録されています。

第73話『笑う女』

阿武はそもそもスイッチの端子を電線を噛ませていなかったから電流が流れることはないとみんなに説明した。

天童は焦った。「私は見えていたのです!」と主張するも、阿武はもちろんのこと母親も美咲も冷めた目で天童を見ていた。天童はそのゴミを見るような目をやめてくれ…と、回想に入っていった。

父親がプロゴルファーだった天童は『才能がなければ存在価値がない』という価値感が10歳で形成されていた。しかし、父親に認められず大学受験前には無価値になった

22歳の春、天童は大学で占星サークルをやっていた。天童には人を欺く才能があった。孤独を埋めるために嘘で占いをしていた。そんなとき恋愛運を占って欲しいとサークルを訪ねてきたのが阿武美咲だった。天童は美咲に一目ぼれ。美咲は天童のことを姉と似てるところがあって目が離せないと言った。

天童は誰でも何か嘘をついて、何かを隠して生きているでしょう?とうなだれた。美咲は許した。父親は許さない。別れなさい。というが美咲は嫌がった。阿武は別れるかは当人しだいだと、父親の味方にはなってくれなかった。

父親は母親に意見を求めた。母親は「わからない」と言ったが、阿武が「私は河原さんと結婚してもいいよね?」と割ってはいってきたことに頷くと阿武が「これで河原さんと結婚できる。」と嬉しそうに笑った。

母親は阿武が笑顔を見せたことに驚いた。

第74話『憑かれた女』

母親は今まで阿武の表情をひとつしか見たことがなかった。なにも感じていないような顔だ。それが今、笑うだけでなくこの一年を振り返りほほ笑んでいる。母は感動した。

父親に阿武と美咲2人の結婚を許してもいいんじゃない?と語りかけた。でも…と迷う父親に天童が土下座し、急に部屋を飛び出したと思ったら父親の髭剃りを持ってきてバリカンのように使い、頭を坊主にした。その様子に美咲も感動し天童と共に父親に土下座して結婚の許しをお願いした。父親はため息をついて結局許してしまった。

解決し、ケーキを用意した。阿武家では良いことがあった時にはケーキを添えるのだ。

しかし阿武が感電カップ装置を片付けようとして誤って感電してしまった。救急搬送される。病院に河原が到着すると一家揃って病室の前にいた。

驚く河原に父親が率直に伝える「英子は何かに取り憑かれてしまった。」

河原が病室に入ると笑顔の阿武が明るく「あっ!!京介君。来てくれたんだ!!嬉しい…!!」と言った。
河原はいつもと様子が違う阿武に驚いたようだ。

第75話『張り合いのない女』

病室に見舞いにきた河原。阿武は爽やかな笑顔で「どうしたの?京介君」とほほ笑んだ。
阿武の家族は丸投げにした。

阿武と家に帰り、翌朝。阿武はまだおかしいままだった。しかし、おかしいのは今までの阿武だ。一般的な感性女性になっていた。

河原のために朝からカレーをつくり、「京介君が美味しそうに食べる姿、私、好きだなぁ。」と笑う。河原はいつもと違う態度の阿武を気持ち悪いと思った。しかし、思ってたよりいいかも。といいモラハラ発言をする。玉ねぎが飴色じゃないというものだった。

阿武は謝るが怒って「出てって!!」と言った。河原はその分、宿泊代を出せという。阿武は私が欲しかった言葉はそうじゃない。と部屋を出ていってしまった。

河原は張り合いがなくなったと思った。いつもの阿武のことを考えていた。
前の阿武のほうがしっくりくる。

夜中12時を過ぎ、河原が布団に入って寝ていると、阿武が部屋に入ってきて抱きついてきた。「今日は一緒に寝たいなぁ…。いいでしょ?」

第76話『変なこと聞く女』

阿武は記憶喪失なわけでも、多重人格でもないから、どうすればいいか手詰まりだった河原はとりあえず、2人の初デートだった動物園に阿武を連れてやってきた。

阿武はデートに喜んでいた。河原は常に前の阿武を今の阿武と重ねて見ていた。
そして「俺の知っている阿武は、もういないんだな…」としんみりしてしまった。

お昼ごはんは河原が作った野菜炒めだけ。もちろん前の阿武を思い出させるためだ。阿武は前の自分のほうが河原に好かれていると気づき、悲しそうだった。

河原は「お前は普通とは言い難いけど、俺にとっては普通当たり前の存在にはなってるんだよ。」と以前、阿武が普通になりたい。と言った猿山の前で語った。

前の阿武に向けられた言葉に阿武は「今の私を見てよ。」と涙を零した。

そして河原は“俺は阿武のことが好きだったんだ”と実感した。

そのとき猿山の猿が投げ返してきた柿が阿武を直撃し、倒れて頭を打った。起き上がった阿武は元の阿武に戻っていた。感激した河原は気づけば「結婚するか。」と言っていた。

第77話『専業させる女』

脈絡のない河原のプロポーズを疑問に思う阿武だったが、もう一度「結婚するぞ。」と言われ「はい。」と受け入れた。阿武は感動した。

会社で結婚したことを相田と榊󠄀原と話す。旦那(河原)が無職で専業主夫でもないと教えると離婚しなよ。と言われてしまう。

しかし、阿武は“普通の女性”になるために結婚しただけなので旦那がクズでも問題ないと言い返した。しかし、じゃあ阿武さん夫婦が普通じゃないって、世間に言われたらどうするの?と聞かれると「離婚です。」と即答だった。

夫婦として普通ではないことを2人に教えられ、帰宅後、河原に働くように言った。

しかし、河原は専業主夫になると言う。専業主夫は1000万の労働価値があると言い張る。しかし、その1000万はどこから出るのか。それが社会の問題だと、話題をすり替える河原。

阿武は稼げる仕組みを考えた。それは24時間河原を生配信することだった。

第78話『仕立て上げる女』

阿武は河原を再び監禁し、カメラで生配信した。題名は『24時間中継、専業主夫』スパチャすると音声が出てコメント河原にも聞こえる仕組みだった。視聴者の中には河原の父親もいた。

阿武が帰宅し、阿武の可愛さに視聴者が羨ましがる。スパチャの金額が全然足りないのでさらなる仕組みとして河原が専業主夫の仕事を放棄すると1万円のスパチャで罰を与えられることにした。罰は足首につけられたリングからの電流。

収益が上がりはじめ喜ぶふたり。

河原の部屋は、河原が寝ている間も配信されている。眠っている河原の枕元にトレンチコートの女性が立っていた。視聴者が「起きろ、起きろ」と呼びかけるが河原は眠ったままだ。

第79話『お話したい女』

トレンチコートの女性は幽霊ではないかと、同接者過去最多の15000人を突破し、喜ぶ河原だった。

すると支払い済のハンバーガーが50個、Uberで届いた。幽霊ではなく人間の仕業だと気がついた河原は怯えはじめ、何度も戸締まりの確認をするようになる。

次に『お前を許さない』という手紙が玄関のドアポストに直接投函された。さらに非通知で電話があり、『殺す殺す殺す殺す殺す…』と連呼される。河原はすっかりビビってしまう。

阿武の帰宅後、2人で食事をして…ると、向いのマンションに包丁を持った女がいた。阿武が話をしようと声をかけるが、河原が必死にとめる。阿武は女の行動から『犯人は私たちのチャンネルを大きくしようとしている。』と結論を出した。

そして、女が次にどこに現れるかも予想した。予想通りの場所に現れた女に阿武が襲いかかる。

第80話『問う女』

阿武の予想は家への侵入。捕まえた女を見て驚く。相田一香だった。

相田の目的は視聴者に『阿武と河原の婚姻関係は普通か?』とアンケートを取り、その結果を阿武に教えることだった。そのために河原が派遣で配属された時の暴言や詐欺師に300万とられ、阿武がかわりに返したことも話した。

同接10万人を超える中、アンケートの結果は、普通じゃないが99%だった。

第81話『擬態する女』

阿武は過去に勤めていた会社で懇親会を断ったため嫌がらせを受けるようになった。多数側に属していれば被害を受けることをなかったと悟った阿武はそこから、普通を目指した。

なので、この場合、合理的な選択は離婚である。しかし、阿武は「婚姻関係を続けたい。」と言い切った。阿武は河原の平均男性と同じところが好きだといろいろ例を出して話した。そして、最も好きなところは変化を与えてくれる事だと言った。

なにより、理屈抜きで京介さんが大好きだから離婚したくない。と笑顔を見せた。とてもしあわせそうな顔だった。

聞いていた相田は河原に、言うことはないのか!?と凄む。河原は働くことが不安だと言った。しかし、阿武を失うことのほうが怖いから、怖いけど働くよ…。とうなだれ言った。

アンケート結果はいつの間にか普通98%、普通じゃない2%に変わっていた。

第82話『30歳になった女』

相田は一応、結婚を認めた。アンケートの最終結果は普通51%、普通じゃない49%だった。

河原は木村が企業した会社に就職した。

阿武の30歳の誕生日。2人はレストランで食事をした。河原は「お前と出会えてよかったよ」と阿武に伝えた。

阿武は河原の就職祝いを買うために河原を先に帰した。何を買おうかと人混みを歩いていると、電話がなった。相手は親友だというが、阿武は誰か分からない様子。友人はいますが親友はいません。と言い切る。

阿武に電話の相手は「やっぱ裏切ったんだ」と言う。配信も見ていたと伝える。

電話の相手は榊󠄀原撫子だった。榊󠄀原は阿武を呼び、笑顔で手を振った。振り向く阿武。

榊󠄀原は阿武の脇腹をナイフで刺しそして抜いた。

阿武は尻もちをつくように崩れ落ち、そのまま大の字に倒れてしまった。

脇腹のしたに血溜まりができている。阿武の目は見開いていた。

第83話『阿武英子という女』

倒れた阿武をのぞき込み、罵る榊󠄀原。あんたが先に裏切ったんだから、因果応報!「こうなるのが普通だから」

普通という言葉に阿武は反応した。撫ちゃんが昔教えてくれた普通の幸せを理解できたとお礼を言った。その反応に榊󠄀原は余計に逆撫でされ罵声を浴びせた。

周囲にいた人ははじめ撮影か何かと思っていた。しかし、現実に女性が刺され倒れているとわかり、誰が救急車を呼んだ。

阿武は考えていた。結局普通ってなんだったんだろう。普通は社会が作り出した平均それが答えだった。しかし、阿武は自分が積み上げた普通が本当に正しいかわからない。と思っていた。

ただこの感情に出会えて幸せだった。河原のことを思い浮かべていた。指には結婚指輪。

阿武は悔いはない。と未来を夢見た。それは河原と海でデートしたり、2人に子供が生まれて、子供と3人で出かけたり、幸せな未来だった。
阿武はゆっくりと目を閉じた。意識を失うその刹那、阿武は『普通とは誰でも掴むことが出来る物語の執着点。私、今、普通になれたんだ。と満足気な顔をした。

しかし、一命を取り留め、病院のベッドのうえで目覚めた阿武は「なり損ねた」と思った。
近くにはずっと付き添っていただろう河原が椅子に座って口を開け、よだれを垂らし寝ていた。

おわりに

阿武英子が出した“普通”の答え。みなさんはどう思いましたか?

『なり損ねた』ことこそが『普通』なのではないでしょうか。

阿武ノーマルを第1話から知りたい方はこちら↓

1巻と8巻の阿武ちゃんの表情の違いがいいですね。

ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

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