ネタバレ
前回から引き続き、事件から1か月後のヲハと明砂のやりとりからはじまる。
明砂が鶏を殺したのは、ヲハが窪に殺されないための練習だった。
教祖とオガミメがいなくなった教団に
存続すべき理由があるのか。
そもそも2世3世には、はじめからその理由がなかった。
ヲハと明砂は隣の家に住む同い年の幼馴染で、
6歳になる頃には許嫁として結婚が決まっていた。
しかしお互いの両親が殺され、
教祖もオガミメも殺されてしまった今、
口約束の許嫁だけがお互い唯一の家族だった。
ヲハは「窪がきた時にヲハが殺されちゃう。ヲハがいなくなったら、
もう何もない」と泣く明砂に
「明砂は俺が守る」と言う。
しかし明砂が「1人で戦ったら嫌。2人で死ぬか2人で生きるかだよ。」と言い
2人で窪を殺そう。その特訓をしようということになる。
その選択が2人の人生を変えた。
ヲハは明砂ひとりの為に全てを敵に回した。
村の学校で窪がまだ捕まっていないかキエ先生に聞くが、
まだですと答えられ、ヲハはだんだん村の大人たちへの不信感が募っていった。
そして本当の情報が欲しいと思い、
村に来た記者に話しかける。
情報が欲しいと言って村の情報と交換で
週刊マンデーという雑誌を一冊もらう。
その時話した情報は『先日死んだ鶏の名前は花子55号』とういもの。
その記者の名は磯辺学(いそべまなぶ)といった。
雑誌の記事には窪の最新情報と同時に、
村や教団を面白おかしく揶揄する記事が何ページにも渡って書かれていた。
ヲハはそれをすべて読んだ。
そして、記者とのやりとり、週刊誌の購読が鍛練と共に日課に加わった。
それから半年後、
つまり事件から半年後、窪はまだ捕まらないし、すでに国内にないらしい。
と記事で知ったヲハは、
警察に無理なら本当に俺たちで窪を見つけて
殺す方法を探さないといけない。と考える。
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感想
過去編、また長くなるのでしょうか。
哲雄も志野も登場しませんでした。
明砂が窪をすぐ始末したがるのがヲハを失いたくないからとわかり、
切なくなりました。
また、ヲハも明砂のために犯罪をいとわない“マイホームヒーロー”
なのだな、と思いました。
村の2世3世はやはり村の方針に疑問を持つ者も出てくるのですね。
月夜見もそうでしたが、やはり、外部の人間と接触すると変わって行くのでしょう。
ヲハと明砂は窪を自分たちの手で始末することを
心の支えにしているように感じるので、
窪がすでに死亡していると知ったら、どういう反応になるのか
少し気になります。
窪がまた村に来るかも、という脅威がなくなるからそれでいいのか。
しかし、このふたりはすでに村に戻る気がなさそうです。
半グレを殺したのもそういった覚悟の上でしょう。
もしかして、哲雄は窪殺害の罪をこの二人に
押し付けるつもりでしょうか?
窪は冷凍してあったから死亡時刻もごまかせるではないでしょうか?
23巻発売日
ところで
21巻が2023年6月6日、22巻が9月6日発売だったので
23巻がそろそろ販売されてもよさそうですね。
23巻は2024年2月6日発売予定のようです。
DMMブックス
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私はマガポケというアプリで最新話も無料で読んでいます。
その無料で読む方法はこちらに記事にまとめたので参考にしてください。
映像化について
ドラママイホームヒーローの放送は終了しましたが、
Hulu、ABEMAで見ることができます。
また、3月8日には映画の公開も控えているので楽しみです。
映画マイホームヒーローについてはこちらの記事にまとめました。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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