ねずみの初恋　第56話『「Nezumi’s　』最新話　ネタバレ　あおくん死亡？完結か？

はじめに
ねずみの初恋ってどんな話？あらすじ
ねずみの初恋　ネタバレ
1. 前回まで
2. 第56話『「Nezumi’s』
完結か
おわりに

はじめに

大瀬戸陸の「ねずみの初恋」第56話『「Nezumi’s　』のネタバレです。
毎週月曜日に更新です。

ねずみの初恋 – 大瀬戸陸 / 【第56話】「Nezumi❜s | マガポケ

ねずみの初恋 – 第５６話　「Ｎｅｚｕｍｉ’ｓ | ヤンマガWeb

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ねずみの初恋ってどんな話？あらすじ

ヤクザに殺し屋として育てられ、人の愛を知らずに育った少女、ねずみ。
何も知らない普通の青年、碧(あお)。
二人は恋に落ち、共に暮らし始めるが、魔の手はすぐそこまで迫っていた‥‥。
あまりに残酷で、あまりに切ない、初恋の物語。

ねずみの初恋　ネタバレ

前回まで

ねずみは碧にからだを開き、まさにひとつになろうとしていた。

ねずみの頬に落ちる碧の涙。そしてそれに血液が混ざり合っていった。

←第55話ネタバレ

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第56話『「Nezumi’s』

中縹先生が誰かにねずみの記憶について説明している。おそらく『調整』をするために鯆と話しているのだろう。

中縹の説明によると、ねずみの記憶は７歳の頃に豚磨に襲われたところから始まっている。
その「恐怖」がねずみの感情と意識の起源である。鯆たちは、その曖昧な記憶と強い感情をバランスよく刷り込み「恐怖」により支配している。ねずみは豚磨にレ○プされたと事実が改変されていて、その事実は普段は思い出さないが、恐怖として存在している。
襲われたときと同じ状況が繰り返されれば、つまり性行為をすればそれらを「事実」としてフラッシュバッグできる。無意識に恐怖の上塗りを試みるために碧との性行為に意欲的なのかもしれない。

中縹先生による『調整』はこちらの記事↓

ホテルにて。
ねずみは碧の首にナイフを突き立てていた。
碧は「みぃちゃん…」と声にならない声を漏らした。ねずみの目に移るのは碧ではなく豚磨歪んだの顔だった。ねずみは震えていた。何が起こっているのかわかっていない様子だった。

碧の首からナイフを引き抜いたあとも震えていた。碧は隣に倒れるが再びねずみを呼んだ。「みぃちゃん…」その顔は豚磨だった。それを見たねずみは自分の股間を手で守りならがら隣に横たわる碧の腹をナイフで刺した。
掛けていた布団に血がにじむ。碧の首元と腹の部分に大きな血の染みができた。

ねずみ口元を覆うように布団をかぶり天井を見つめた。
しばらく放心したあと、「あれ？何時チェックアウトだっけ？」とひとりごちた。「あおくん」とつぶやいて隣を見ようとしたとき、テング先生が部屋に入っている気配に気づきそちらに目をやった。
碧はかろうじて息をしていた。テング先生に驚いたねずみは混乱していた。自分が何故ここにいるのか、何をしたのか、わかっていない様子だった。
ただ、テングがいた事ですべてを夢だと思った。

「よかった。全部、夢だ。テング先生がいるわけないし。…早く覚めて…早く」「おねがいします。」とつぶやくねずみ。
ねずみと碧の足元には、一度は碧が装着しただろうが使用されなかったくたびれたコンドームが転がっていた。

第57話ネタバレ→

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