はじめに
大瀬戸陸の「ねずみの初恋」第41話『こんにゃく、ちくわ、餅巾着。』のネタバレです。
ねずみの初恋 – 第４１話 こんにゃく、ちくわ、餅巾着。 | ヤンマガWeb (yanmaga.jp)
ねずみの初恋 – 大瀬戸陸 / 【第41話】こんにゃく、ちくわ、餅巾着。 | マガポケ (shonenmagazine.com)
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第41話ネタバレ
浅葱が運転する車の後部座席に座る碧、ねずみ、水鳥の3人。
水鳥が「なんかおでん食べたいのよねー」と言い出した。
ねずみの家でおでんパーティーやることになり、みんなで準備する。
準備のときから水鳥はすでにビールを飲んでいる。
まさかのおでんレシピが1ページ。
おでんを煮込みながら、ねずみと碧も飲みだした。
浅葱も招待していたらしく、訪ねてきた。
碧はいちいち水鳥の浅葱に対する反応に気づいてしまう。水鳥は完全に恋する乙女なのだ。
煮込んだおでんの鍋をあけ、それを覗く4人の顔はとてもしあわせそうだった。
おいしく食べる。水鳥が「ねずみに彼氏かー」と絡みだした。
ねずみは水鳥に任務のためと嘘をついて服装のアドバイスを求めていて、
彼氏の存在を怪しんではいたらしい。
お酒が進み、水鳥はさらに「あんたらまだセッ◯スしてないんでしょ？」
「なんで？ほんとはやりたいって顔にかいてあるわよ。」とねずみに絡む。
ねずみは真っ赤。「はあぁ？」というが誤魔化せていない。
「ゴム買ってくるから今目の前でしろっ」と無茶苦茶なことをいう水鳥。
ベランダでタバコを吸っていた浅葱が戻ってきた。
恥ずかしくなった水鳥はお酒買ってくると、フラフラ玄関に向かった。
浅葱が俺もついていこう。と出ていく。「じゃ、楽しめ」とねずみと碧に言い残した。
ふたりは水鳥たちが帰ってくるまで35分くらいあると確認し、沈黙してしまった。
ねずみのほうから碧の手を握る。ふたりとも真っ赤。
最後に豚磨の病室が映った。
第42話ネタバレ→
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感想
読む漫画を間違えたかしら。というほどのほのぼの回でした。
しかし大瀬戸陸さんは以前、ダヴィンチのインタビューで
ねずみちゃんとあお君のかわいらしさや恋愛のシーンでみなさんの感情を上げるだけ上げて、
いつかどん底に突き落としたい。日本中をどん底に突き落とす気持ちでいる。
と答えているので反動が恐ろしいです。
前回おでんの話が出たのは第33話の『玉子、大根、白滝』で、
このあと彼女とおでん居酒屋に行くんだ。と話ていた組員は碧に殺されてしまいました。
そんなところからも不穏な空気を感じます。
毎回最後のコマが豚磨の病室で終わるもの第38話からもう4回も続いています。
なにが起こるのでしょうか？
第33話のネタバレはこちら↓
打ち切り？
休載も多く今回も2週間ぶりの更新だったので、
打ち切りを心配している声もあるようですが連載中です。
ねずみの初恋はヤンマガ史上最速でヒットと言われていて、
大瀬戸陸さんは前作『影霧街』が打ち切りになり色々と見えてきたことで、
「突き抜けるくらい売れたい」と素直に思ったそうです。
やりたいこともどんどん浮かんできたので、自分の芯がブレないように描ければ良いから、
変なプライドは全部捨てよう。と腹を括ったそうなので、
打ち切りになるような作品は描かないでしょう。
おわりに
大瀬戸陸さんはダヴィンチのインタビューで
「このストーリーが来たら、こうなるよね」といった想定できる、
ありがちな流れにはしないということ。
エンタメ的なドキドキよりも、みなさんの精神を狂わせてしまうくらいのドキドキを終盤まで描きたい。
ちゃんと毎回メンタルをすり減らしながら読んでほしいです（笑）。
と答えており、まさにその術にはまっている気がしました。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
第42話ネタバレ→
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