『ブルーロック』糸師冴はなぜ凛と仲が悪い?兄弟の過去・スペインで何があったのか解説

漫画
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※本記事の一部はAIを活用して作成しています。

はじめに

『ブルーロック』に登場する天才兄弟、糸師冴(いとし さえ)と糸師凛(いとし りん)

現在の二人を見ると、弟の凛は兄・冴に強烈な敵意を向けています。

しかし、二人は最初から仲が悪かったわけではありません。

幼いころの凛は冴を誰よりも尊敬しており、兄弟で「世界一」を目指していました。

では、なぜあれほど仲の良かった兄弟が決裂してしまったのでしょうか。

大きな転機となったのが、冴のスペイン行きと4年後の帰国です。

この記事では、

  • 糸師冴と凛はなぜ仲が悪いのか
  • 幼少期の兄弟はどんな関係だったのか
  • スペインから帰国した冴はなぜ変わったのか
  • 冴はスペインで挫折したのか
  • 凛はなぜ冴を憎むようになったのか

について、原作の内容をもとに整理していきます。

※ここからは『ブルーロック』原作漫画のネタバレを含みます。

糸師冴と凛はなぜ仲が悪い?

結論からいうと、兄弟が決裂した直接のきっかけは、スペインから帰国した冴が二人の夢を変えてしまったことです。

もともと兄弟は、

冴が世界一のストライカーになる

という夢を共有していました。

しかしスペインから帰ってきた冴は、凛に突然、

世界一のストライカーではなく、世界一のミッドフィルダーを目指す

という新しい夢を告げます。

しかも冴は、凛に世界一のストライカーになればいいと伝えました。

一見すると「弟の才能を認めている」とも受け取れる言葉です。

ところが凛にとっては違いました。

凛が追い続けていたのは、単に「世界一」という肩書ではありません。

世界一のストライカーになる兄・冴の背中そのものだったのです。

その兄が突然、自分たちの夢を書き換えてしまった。

ここから二人の関係は大きく崩れていきます。

幼少期の冴と凛は仲良しだった

現在の関係からは想像しにくいですが、幼いころの二人は非常に仲の良い兄弟でした。

兄の冴は幼いころからサッカーの才能を発揮しており、天才として注目される存在でした。

そんな冴を、凛は心から慕っていました。

凛がサッカーを始めたのも兄の影響です。

冴もまた、凛の才能に気づきます。

兄弟でプレーするようになり、二人は圧倒的な攻撃力を見せるようになっていきました。

凛にとって冴は、

兄であり、憧れであり、自分がサッカーをする理由そのもの

だったのです。

兄弟の夢は「二人で世界一になること」だった

冴は世界一のストライカーを目指していました。

そして凛も、そんな兄とともに世界を目指します。

凛にとって重要だったのは、兄弟二人で同じ夢を追い続けることでした。

だからこそ冴が海外へ行くことになっても、凛は日本で努力を続けます。

いつか再び兄と一緒にプレーする。

そのために凛は成長し続けました。

このころの凛にとって、自分のサッカー人生と冴の存在はほとんど切り離せないものだったといえます。

冴はスペインへ渡り「レ・アール」へ

やがて冴は、その才能を評価されてスペインへ渡ります。

冴が所属したのは、スペインの名門クラブ**「レ・アール」の下部組織**です。

さらに冴は世界中の若手選手から選ばれる「新世代世界11傑(ワールドベストイレブン)」にも選出されるほどの選手へ成長しました。

つまり冴は、日本国内で突出した天才というだけではありません。

世界から評価される選手になったのです。

一方、日本に残った凛も兄との夢を捨ててはいませんでした。

冴が世界で戦っている間も、自分なりに強くなろうとしていました。

そして4年後。

兄弟は再会します。

しかし、凛が待ち続けていた兄は大きく変わっていました。

スペインから帰った冴はなぜ変わった?

帰国した冴は凛に、世界の広さを知ったことを語ります。

そして、自分よりすごい人間が世界にはいると知った冴は、夢を書き換えたことを明かしました。

それまで目指していた、

世界一のストライカー

ではなく、

世界一のミッドフィルダー

を目指すというのです。

ここが糸師兄弟の関係を考えるうえで、もっとも重要な場面です。

冴はスペインへ行く前まで、自分が世界一のストライカーになることを疑っていませんでした。

しかし世界へ出たことで、その考えが変わった。

少なくとも作中から確実に分かるのは、

冴がスペインで世界のレベルを知り、自分の目指すポジションをストライカーからミッドフィルダーへ変更した

ということです。

冴はスペインで何があった?挫折したの?

ここは『ブルーロック』でも非常に気になる謎です。

スペインへ行く前の冴と、帰国した冴では雰囲気がかなり違います。

そのため、

「冴はスペインで何か大きな挫折を経験したのでは?」

と考える読者も多いでしょう。

実際、帰国した冴は世界には自分よりすごい人間がいることを知り、ストライカーからミッドフィルダーへ目標を変更しています。

ただし注意したいのは、

冴がスペインで具体的に誰と出会い、何が起きて、なぜストライカーを諦めたのかは完全には描かれていない

ということです。

「海外で自分より圧倒的なストライカーに敗れた」

「ストライカーとして通用しないと判断された」

といった具体的な出来事が確定しているわけではありません。

冴が世界のレベルを知ったことは確かですが、

スペインで挫折した結果、MFへ転向した

とまで断定するのは現時点では考察になります。

冴はストライカーとして才能がなかった?

これも少し違うと思います。

冴は帰国後、凛との1on1で圧倒的な技術を見せています。

さらに世界でも高く評価され、「新世代世界11傑」に選ばれる選手です。

つまり、

「ストライカーとして才能がなかったからMFになった」

という単純な話ではありません。

むしろ世界最高峰の環境を経験したからこそ、

「自分が世界一になれる場所はどこなのか」

を現実的に判断した可能性があります。

日本では自分が一番だった。

しかし世界へ行けば、自分より上の選手がいる。

そこで夢そのものを諦めるのではなく、世界一になるために自分の役割を変更した

そう考えると、冴は夢を捨てたというより、世界を知ったことで夢をより現実的な形へアップデートしたともいえます。

しかし凛には、それが理解できませんでした。

凛はなぜ冴のMF転向を受け入れられなかった?

凛にとって問題だったのは、ポジションそのものではありません。

凛の夢の中心には、常に冴がいました。

世界一のストライカーになる兄を追いかける。

そして自分も兄とともに世界を目指す。

それが凛にとってのサッカーでした。

だから、

「俺はMFになる」

という冴の言葉は、

凛がこれまで信じてきた兄弟の夢そのものを否定された

ように感じられたのでしょう。

しかも冴は、

凛が世界一のストライカーになればいい

という方向へ話を変えます。

冴からすれば、これは弟の才能を認めた言葉だった可能性があります。

しかし凛が望んでいたのは、自分が兄の代わりになることではありません。

「世界一のストライカーになる冴」と一緒に夢を追いたかったのです。

二人は同じ言葉を話していても、すでに見ているものが違っていました。

兄弟の決裂を決定づけた1on1

意見がぶつかった二人は、1on1で勝負することになります。

冴は、

凛が勝てば、もう一度一緒に夢を見る

という条件を提示します。

しかし凛は、世界で成長した冴に敗北。

凛はそこで、自分と兄との圧倒的な実力差まで突きつけられます。

そして兄と一緒に世界一を目指せないなら、自分にはサッカーをする理由がないという思いまで口にします。

しかし冴は、そんな凛を慰めませんでした。

むしろ凛の考え方そのものを厳しく否定し、

自分を理由にサッカーをするな

という形で突き放します。

ここで兄弟の関係は決定的に壊れました。

原作では15巻・第123~125話付近で、この過去が詳しく描かれています。

冴は本当に凛を嫌いになった?

ここは非常に面白いところです。

表面的に見ると、冴は凛を完全に切り捨てています。

しかし、

冴が凛そのものを嫌いになったから突き放した

と断定するのは早いと思います。

むしろ冴が否定しているのは、

「兄がいなければサッカーをする意味がない」という凛の依存した考え方

ではないでしょうか。

冴は世界へ行き、自分の夢を自分で書き換えました。

一方の凛は、4年間ずっと「冴との夢」を軸に生きていました。

冴からすれば、

「俺の夢ではなく、自分の夢を持て」

という思いがあった可能性があります。

もちろん冴の言い方はあまりにも厳しいものです。

しかし、単純な兄弟嫌いというより、

サッカー選手として自立していない凛への苛立ち

と見るほうが、二人の関係は理解しやすいと思います。

凛はなぜ冴を「潰す」ことが目標になった?

問題は、冴の意図が凛にはまったく違う形で伝わってしまったことです。

凛は兄を心から尊敬していました。

サッカーを始めた理由も兄。

世界を目指した理由も兄。

努力してきた理由も兄。

そのすべてを、最後に冴自身から否定されたように感じてしまいます。

その結果、

憧れが憎しみに反転しました。

凛は「冴を倒す」「冴を潰す」ことを新しいサッカーの目的にしていきます。

しかし皮肉なのは、

冴を憎んでいる間も、凛のサッカー人生の中心には冴がいる

ということです。

憧れていたころも冴。

憎むようになってからも冴。

凛はずっと兄から自由になれていません。

この歪んだ兄弟関係が、糸師凛というキャラクターの大きな核になっています。

U-20日本代表戦で兄弟は直接対決

その後、二人はU-20日本代表戦で敵同士として再び向き合います。

冴はU-20日本代表側。

凛はブルーロック側です。

凛にとっては、ずっと追い続けてきた兄と直接戦える重要な試合でした。

しかしこの試合でも、冴と凛の関係は簡単には修復されません。

むしろ凛の中にある、

兄への執着、憎しみ、憧れ

がよりはっきりと表面化していきます。

『ブルーロック』公式でも、凛と冴について「2人の間には深い確執がある」と紹介されています。

冴が潔を評価したことも凛には大きな打撃だった

U-20日本代表戦後、兄弟関係をさらに複雑にする出来事があります。

冴が高く評価したのは、弟の凛ではなく潔世一でした。

凛からすれば、これは非常に残酷です。

ずっと兄を追いかけてきた。

兄を倒すために強くなった。

直接対決でも必死に戦った。

それなのに兄の視線は、自分ではない潔へ向けられる。

凛にとって冴は「倒したい相手」であると同時に、今でも心のどこかで認めてもらいたい相手なのでしょう。

だからこそ、冴と凛の確執は単純な「仲の悪い兄弟」では終わりません。

スペインで冴に何があったのかは今後の重要な伏線?

糸師兄弟を考察すると、どうしても残る疑問があります。

冴はスペインで具体的に何を経験したのか?

です。

分かっているのは、

スペインへ渡ったこと。

世界の広さを知ったこと。

自分よりすごい人間がいると認識したこと。

そして世界一のストライカーから世界一のMFへ夢を書き換えたことです。

しかし、その変化を引き起こした具体的な出来事までは明らかになっていません。

もし今後、

スペイン時代の冴の過去

が本格的に描かれれば、糸師兄弟の関係についても見え方が大きく変わる可能性があります。

特に気になるのは、

「なぜ冴はストライカーを諦めたのか」

「世界で誰と出会ったのか」

「なぜ帰国後、凛をあそこまで冷たく突き放したのか」

という部分。

現在描かれているのは、基本的に日本で待っていた凛から見た兄の変化です。

冴側からスペインでの4年間が詳しく描かれれば、兄弟決裂の本当の意味が分かるのかもしれません。

糸師冴と凛は仲直りする?

現時点で、二人が昔のような仲の良い兄弟に戻ったとはいえません。

ただし個人的には、最終的に何らかの形で兄弟関係に決着がつく可能性は高いと思います。

そのために必要なのは、

凛が冴をサッカーの目的にすることをやめること

ではないでしょうか。

幼いころは「兄と一緒に世界一になる」。

決裂後は「兄を潰す」。

どちらも凛の人生の中心には冴がいます。

凛が本当の意味で自分自身のエゴを見つけたとき、初めて冴と対等なサッカー選手として向き合えるのかもしれません。

そうなったとき、糸師兄弟の関係にも大きな変化が起こりそうです。

おわりに

『ブルーロック』の糸師冴と凛は、最初から仲が悪かったわけではありません。

幼い凛は冴に憧れ、兄弟で世界一を目指していました。

しかし冴はスペインで世界のレベルを知り、帰国後に世界一のストライカーから世界一のミッドフィルダーへ夢を変更します。

その変化を受け入れられなかった凛と冴は1on1で対決。

敗れた凛は冴から厳しく突き放され、憧れはやがて強烈な憎しみへと変わりました。

ただし、冴がスペインで具体的に何を経験したのかは、まだ完全には明かされていません。

「スペインで挫折したからMFになった」と断定することもできません。

だからこそ、冴のスペイン時代は糸師兄弟に残された大きな謎のひとつです。

冴はなぜ夢を書き換えたのか。

そして、なぜ大切にしていた弟をあれほど冷たく突き放したのか。

スペインでの4年間が明かされたとき、現在の糸師兄弟の関係をもう一度見直すことになるのかもしれません。

ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

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