『ゴジラ-0.0』「奴はゴジラじゃない」はカットされた?本編になかった予告セリフを考察

映画
このブログはアフィリエイト広告を使用、Amazonアソシエイトに参加しています。

※本記事の一部はAIを活用して作成しています。

はじめに

『ゴジラ-0.0』の予告で、かなり印象に残っていたセリフがあります。

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

田中泯さん演じる村上教授のセリフです。

予告の最後に使われていたため、

「奴って誰?」

「ゴジラじゃないなら、別の怪獣が出るの?」

と気になった人も多かったのではないでしょうか。

私も映画を観る前、このセリフはかなり重要な意味を持つと思っていました。

ところが実際に『ゴジラ-0.0』を観てみると、

あれ?このセリフ、本編に出てこなかったような……?

しかも2回観ても、やはり聞いた記憶がありません。

公開後には同じように「予告のセリフ、本編になかったよね?」と感じた人も出ています。

では「心配するな、奴はゴジラじゃない」は本当にカットされたのでしょうか。

誰を指していたセリフなのかも含めて考察します。

※ここから『ゴジラ-0.0』の重大なネタバレを含みます。

ゴジラ-1.0

小説版 ゴジラ-1.0小説版 ゴジラ-1.0

「心配するな、奴はゴジラじゃない」は予告にあった

まず、記憶違いではありません。

『ゴジラ-0.0』の予告では、確かに村上教授が、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

と言っています。

予告公開時にも、このセリフはかなり意味深なものとして注目されていました。

映像ではゴジラが激しく落下する場面などと組み合わされていたため、

「ゴジラ以外の何かがいるのでは?」

「新怪獣が登場する?」

という考察が広がっていました。

実際、本編ではその予想を大きく上回る形で、

ギドラ、そしてキングギドラ

が登場します。

ところが本編ではセリフが見当たらない

しかし映画本編では、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

というセリフを確認できませんでした。

私はこのセリフが気になっていたので注意して観ていましたが、聞いた記憶がありません。

さらに2回目の鑑賞でも確認できませんでした。

公開後の映画レビューでも、

「予告にあった『心配するな、奴はゴジラじゃない』は本編になかった気がする」

と指摘する声が出ています。

そのため、

予告には存在するが、劇場公開版では使用されていないセリフ

と考えてよさそうです。

本編からカットされた?

一番考えやすいのは、

撮影はされたものの、編集段階で本編からカットされた

という可能性です。

映画では珍しいことではありません。

予告編は本編の最終編集が完全に固まる前に作られることもあり、予告に入っていたセリフやカットが劇場公開版ではなくなることがあります。

また、予告用として印象的なセリフを切り出し、本編とは少し違う文脈で使うケースもあります。

ただし現時点で、

山崎貴監督や公式が「このセリフはカットした」と説明した情報は確認できません。

そのため、

「確実に本編からカットされた」

と断定するのではなく、

本編では使用されず、編集で削られた可能性が高い

くらいに考えるのが安全です。

「奴」は誰を指していた?

では、

「奴はゴジラじゃない」

の「奴」とはいったい誰だったのでしょうか。

本編を観たあとなら、最も自然なのは、

ギドラ

です。

『ゴジラ-0.0』では、北アルプス山中に落下した大型隕石から未知の巨大生命体が発見されます。

村上教授たちは、その生物が周囲の動物を取り込みながら姿を変えていく様子を研究。

やがてその巨大生物は、

ギドラ

と呼ばれるようになります。

つまり村上は早い段階から、

「これはゴジラとは別の生物だ」

と知っていました。

そのため、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」=ギドラについて説明したセリフ

だった可能性が最も高そうです。

「ゴジラじゃないから大丈夫」という意味だった?

ただ、ここで少し引っかかります。

「心配するな」

と言っているからには、

「ゴジラではないから大丈夫だ」

というニュアンスにも聞こえます。

しかし本編のギドラは、

まったく大丈夫ではありません。

むしろゴジラ以上に厄介な存在へと進化します。

最初はさまざまな動物の遺伝子を取り込み、

鳴神作戦では雷まで吸収。

その結果、三つ首のキングギドラへ進化します。

さらにゴジラとの戦闘ではゴジラの身体を取り込み、再生能力や光線まで使うようになります。

もし村上がギドラについて、

「ゴジラじゃないから心配するな」

と言っていたのだとすれば、

かなり皮肉なセリフになっていたことになります。

元々はギドラ発見時の会話だった?

個人的には、

ギドラが最初に発見された頃の会話

だった可能性が高いのではないかと思います。

北アルプスで巨大な蛹のような生物が発見され、

「またゴジラなのか?」

と不安になる人物に対して、

村上が、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

と返す。

この流れならかなり自然です。

実際、本編では村上たちが、

大型隕石から発見された生物について説明する場面があります。

その生物はゴジラとは違い、ほかの動物の遺伝子を取り込む性質を持っていました。

この説明のどこかに、もともとこのセリフが入っていたとしても不思議ではありません。

予告では「別の怪獣」の存在を匂わせる役割だった

公開前の予告を見ると、このセリフにはもう一つ大きな役割がありました。

それが、

「今回はゴジラ以外にも何かいる」

と観客に思わせることです。

予告では、

「毒をもって毒を制す」

「人間のやっていいことの範疇を超えてる」

といった意味深なセリフも使われていました。

そして最後に、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

と来る。

当然、

「じゃあ何なんだ?」

となります。

実際、公開前にはこのセリフから、

「別怪獣が登場するのでは?」

「キングギドラでは?」

といった考察も出ていました。

結果的に、その予想はかなり核心に近かったことになります。

キングギドラは予告でははっきり見せていなかった

公開前の予告では、

キングギドラの姿を正面から大きく見せるような宣伝はされていませんでした。

ゴジラ以外にも巨大な何かが存在することは匂わせながら、

「キングギドラが登場する」

という最大級のサプライズはなるべく隠していた印象です。

その中で、

「奴はゴジラじゃない」

というセリフだけを予告の最後に置く。

これによって、

「何かいる」

ことだけを強烈に印象付けることができます。

本編で使われなかったとしても、

予告編の煽りとしては非常に効果的なセリフだった

と言えそうです。

予告の映像とセリフは同じ場面とは限らない

ここも注意が必要です。

映画の予告では、

映像とセリフが本編と同じ順番・同じ場面で使われているとは限りません。

『ゴジラ-0.0』の予告でも、

村上の「奴はゴジラじゃない」というセリフと、ゴジラが落下する映像などが組み合わされていました。

しかし、

「その映像を見ながら村上がこのセリフを言っていた」

とは限りません。

予告編では、複数の場面から印象的な映像と音声を抜き出し、

あえて意味深につなげる編集がよくあります。

公開前に見ると、

「倒れているゴジラとは別の何かを指している?」

とかなり想像をかき立てられます。

海外版字幕から見てもギドラを指していた可能性が高い

海外向け予告では、この部分が、

「いま話しているのはゴジラではない」

というニュアンスの英語字幕になっていました。

この表現を見ると、

「目の前にいる生物がゴジラではない」

というより、

いま話題にしている存在はゴジラとは別物だ

という意味に近くなります。

そう考えても、

「奴」はギドラを指していたと考えるのが最も自然です。

なぜ本編から消えたのか?

では、なぜこのセリフは本編では使われなかったのでしょうか。

これは公式説明がないため推測になります。

考えられるのは、

なくても物語が成立するセリフだったから

です。

本編では村上たちが、北アルプスで発見した生命体についてかなり詳しく説明します。

ゴジラとは異なる生物であることも、話を聞けば分かります。

そのため、

「奴はゴジラじゃない」

という説明を改めて入れなくても内容は伝わります。

映画全体のテンポを考え、説明を短くする過程で削られた可能性はありそうです。

ただしこれはあくまで考察であり、カット理由は現時点では分かっていません。

むしろ公開後の方が気になるセリフになった

面白いのは、

映画を見る前より、

映画を見終わったあとに、このセリフの方が気になる

ことです。

予告ではあれだけ印象的に使われていた。

映画にはキングギドラまで登場した。

なのに、

「あのセリフ、結局どこだった?」

となります。

私自身、鑑賞後に真っ先に気になった部分の一つでした。

同じような疑問を持つ人が出ていることを考えると、

ある意味では本編から消えたことで、さらに印象に残るセリフになってしまったのかもしれません。

「奴はゴジラじゃない」の意味をまとめると

今回の予告セリフについて整理すると、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

は確かに予告に存在します。

しかし、劇場公開版の本編では確認できません。

誰を指していたのか公式な説明はありませんが、物語の内容を考えると、

「奴」=ギドラ

と考えるのが最も自然です。

おそらく北アルプスで発見された未知の巨大生物について、

「ゴジラとは別の存在だ」

と村上が説明する場面などに使われていた可能性があります。

ただし、

  • 本当に完成版からカットされたのか
  • どの場面で使う予定だったのか
  • なぜ削除されたのか

については公式には明かされていません。

おわりに

『ゴジラ-0.0』の予告で印象的だった、

「心配するな、奴はゴジラじゃない」

という村上教授のセリフ。

実際に映画を観てみると、本編にはこのセリフが見当たりませんでした。

公開後にも同じ疑問を持った人がおり、

予告にはあったものの、劇場公開版では使われなかったセリフ

と考えてよさそうです。

そして「奴」が指していたのは、物語から考えるとギドラである可能性が高いでしょう。

公開前には、

「ゴジラじゃないなら何?」

と別怪獣の存在を匂わせ、

公開後には、

「あのセリフどこ行った?」

ともう一度気になってしまう。

結果的に、かなり強烈な予告セリフになりました。

私も映画を2回観ましたが、

やっぱり聞いていないと思います。

もし今後、山崎貴監督からカットされた場面について語られたり、円盤の未公開映像などでこのセリフの本来の場面が明らかになったら、ぜひ確認したいところです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ゴジラ-1.0

小説版 ゴジラ-1.0小説版 ゴジラ-1.0

コメント

タイトルとURLをコピーしました