はじめに
こちらは田村隆平先生の『COSMOS』最新話FILE21『幼化現象①』ネタバレです。
月刊サンデーGX 2025年2月号に掲載されています。
COSMOSは現在5巻まで発売されています。
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COSMOS あらすじ
人が嘘をつくと臭いでわかる男子高校生の水森楓(みずもりかえで)は、
宇宙人のクラスメイトが問題を起こしたことで、宇宙人専門の保険会社『COSMOS』にスカウトされた。
水森が通う開星高校には地球に初めて来る種の外星人が、「保険料の査定」に必要なリスク判定をするために多く通っている。
水森は保険調査員の1人として仕事に励むのだった。
ネタバレ
前回まで
「笛吹き男」のアジトを突き止め制圧にかかったCOSMOS調査員とSTARSのメンバー。
笛吹き男であるヴェルナ・ロ・テグジュペリには逃げられてしまう。ヴェルナの部下であるギーツは拘束した。
水森は穂村と同じく『ネクスト』であると判明した。
親睦会で水森は穂村の過去を聞くことになった。
FILE21『幼化現象①』
穂村の想い。もしも時を巻き戻すことができるなら、私は迷わず「あの日」に戻るだろう。700光年彼方の小さな惑星で…祖父が死んだあの日。
穂村と水森は穂村の初仕事の顧客の元に向かっていた。介護保険のオプションサービスのためだ。
顧客はパドクラール星人の花園アムリ、イムリという双子の姉妹だった。
双子のはずだか、イムリは若い女性に対し、アムリは幼女の姿をしていた。イムリの話によると2週間ほど前から姉・アムリの幼化が顕著になった。ということだった。
幼化とは地球人でいうところの老化現象。パドクラール星人は成長の過程が逆転した種族で年をとるごとに若くなるのだ。
COSMOSの保険に入ったとき、2人の幼化が同時に始まったときのことを考え(2人は双子のため)特別オプションとして介護サービスを申し込んでいたのだ。幼化はパドクラール星人にとってはめでたいことで、本来なら盛大に送りだすお祭りの準備をするはずだった。しかし、イムリの幼化のスピードが思ったよりも早く穂村を呼んだのた。
花園姉妹は『花園あい』というペンネームの漫画家だった。
著書『銀河の一滴』の最新刊である93巻が出たのは3年前だった。
アムリが話を作って、イムリが絵を描いている。イムリがイラストつきのサインを水森に渡すと水森は「神──!!!」と驚愕した。水森は漫画が好きで、花園あいのことも知っていた。銀河の一滴を改めて読んだ。水森にとって漫画を読むことは唯一の避難場所だった。嘘の臭いがしないフィクション。それはオレにとって現実以上に──…
銀河の一滴を読んだ感想は「名作じゃん。」
水森が介護サービスのため花園家に訪問した。
穂村がイムリと買い物に行っていたため、アムリと2人きりになる。アムリは自分がまだ元気だから、介護など大げさだと思っていた。銀河の一滴の最終回のネームを書いているが白紙だった。
水森が穂村にスカウトされたことを知っていて「あの子が他人の人生に介入するなんてね…」と穂村と出会ったときの話をし始めた。
穂村が初めて花園家を訪ねてきたのは保険料の督促だった。穂村は今のアムリより少し大きいくらい。何もかも感情をどこかに落としてきたような顔という印象だった。
穂村の第一声は「お金、払ってください。」
アムリとイムリはアシスタントも入れて自宅で漫画の締め切りに追われていた。
保険料の支払いが出来ていなかったのは仕事が忙しくなったことと税理士が定年でやめたせいだった。穂村は仕事場を見ても漫画に興味を示さなかった。漫画家という仕事も知らなかった。
アムリとイムリは原稿を取りに来た担当に収め、アシスタントたちも帰りひと息ついた。
穂村に話をふる。「キミ、なんでその若さで調査員なんてやってるの?」
穂村の答えは「別に…特に理由は…祖父にやれと言われたから。」祖父は一月前に死んでいた。
ふと穂村が家の中に他にも人がいる気配に気づく。2人に家に他にも人がいるのか聞くが、2人はいない。と答えた。穂村が2階に行くと包丁を持った不審者(ファン)がいた。
穂村があっさり制圧した。アムリは思い出話をしながら「あのとき、あの子がいなかったらと思うとゾッとするよ」続けた。
水森に漫画が好きか聞き、水森は『銀河の一滴』を改めて読んで、めちゃくちゃ面白かったです。と伝えるとアムリは「どこ!?どこがよかった!?」と嬉しそうに興奮気味に聞いた。少しあっけにとられるながらも「アルル姫が出てくる…」と答える水森にさらに被せるように「67巻なっ!あそこ頑張った!」とアムリが続けるが、ふと、我に返り会話を終わらせる。
水森は子供返りを心配しイムリに相談する。
イムリは、もともと子供っぽい所がある人よ?と答えた。最終回をずっと悩んでいるのを知っていて、「話を考える人って一度壁にぶつからないと生み出せない、面倒くさい生き物なのよ。」と笑った。それを聞いたアムリは「誰が面倒臭いって?頭を使わない方は気楽でいいね。」と言ってきた。
お菓子を大量にもっていることを咎められると「頭脳労働には必要なんだよ。あたしだけ幼化が始まった理由もわかるってもんだ。」とため息をついた。
空気が悪くなる。イムリは怒っているようだ。
「私が、楽しているからまだ元気だってそう言いたいの?」
アムリの返事はこうだった。「他に理由があるかい?あたしら双子、この星に来る前からずっと…何をするにも一緒だったんだ。だったら違いはそこにしかないだろ。」
2人はそのまま険悪になり口も聞かなくなった。水森は銀河の一滴がちゃんと終わるのかの心配をしていた。穂村にその話をして、穂村が『銀河の一滴』を読んだことがないと知った。
穂村は花園姉妹に気に入られ、毎年のように誕生日を祝ってもらったり、家族のように可愛がられていたが、『銀河の一滴』については「読まないで欲しい」と言われていたのだ。理由はわからない。
介護サービスに穂村を指名したのも家族のように可愛がっていたからだ。
しかし、穂村は2人の終わりにどう向き合っていいのか戸惑っているのが正直な気持ちだった。
イムリも幼化が始まった。
FILE21『幼化現象②』ネタバレ→
おわりに
銀河の一滴には穂村がモデルの物語もありそうですね。
ふたりの幼化現象が現れた期間が違うこと、アムリの幼化のスピードが通常よりも早いことにどんな意味があるのでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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FILE21『幼化現象②』ネタバレ→
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