※本記事の一部はAIを活用して作成しています。
はじめに
『ゴジラ-1.0』を見ていて、私がずっと勘違いしていたことがあります。
舞台が終戦直後なので、
「ここでゴジラを一度倒して、そのあと1954年の初代『ゴジラ』につながるのかな?」
と思っていました。
でも調べてみると、『ゴジラ-1.0』は1954年版『ゴジラ』の正式な前日譚ではありません。
では、ゴジマイに出てくるゴジラと、1954年の初代ゴジラは同じ個体なのでしょうか。
この記事では、『ゴジラ-1.0』と1954年版『ゴジラ』の関係、時系列、そして2026年公開の続編『ゴジラ-0.0』まで分かりやすく整理します。
ゴジラ ゴジラ-1.0結論|『ゴジラ-1.0』は1954年版の前日譚ではない
まず結論から言うと、
『ゴジラ-1.0』は、1954年版『ゴジラ』につながる正式な前日譚ではありません。
年代だけを見ると、かなり前日譚っぽく見えます。
『ゴジラ-1.0』では1945年の大戸島から物語が始まり、巨大化したゴジラが東京を襲うのは1947年。
一方、初代『ゴジラ』は1954年公開で、物語の舞台も当時の日本です。
つまり、
1947年のゴジマイ
↓
1954年の初代ゴジラ
と並べることはできます。
しかし、公式設定として一本の物語につながっているわけではありません。
『ゴジラ-1.0』は、1954年版をベースにしながら新しく作り直された、独立したゴジラ作品です。
ゴジマイのゴジラと1954年のゴジラは別個体?
物語上は、別のゴジラと考えるのが正しいです。
というより、「同じ個体かどうか」を考える以前に、作品世界そのものが別です。
1954年版『ゴジラ』では、その世界におけるゴジラ出現が描かれます。
一方『ゴジラ-1.0』では、主人公・敷島浩一が1945年の大戸島ですでにゴジラと遭遇しています。
もし両作品が同じ世界なら、「1947年に東京を壊滅させた巨大怪獣がいたのに、1954年にまた初めてゴジラが現れたような反応をする」という不自然なことになります。
そのため、
1954年版のゴジラ
と
山崎貴監督版のゴジラ
は、それぞれ別の作品世界に存在するゴジラと考えた方が分かりやすいです。
それなのになぜ初代ゴジラより前の時代を描いた?
ここが面白いところです。
山崎貴監督は、『ゴジラ-1.0』の舞台をあえて初代『ゴジラ』より前の時代に設定しました。
ただし、「1954年版へつなげるため」ではありません。
監督はインタビューで、昭和の街をゴジラが破壊する映像を作りたかったことや、戦争や核の影が色濃く残る時代を描きたかったと語っています。
さらに1947年という設定には、軍艦がまだ残っていた時代にゴジラと戦わせたいという理由もありました。
だから、
初代より前の時代=前日譚
ではないんですね。
あくまで「初代より前の時代を舞台にした、新しいゴジラ」です。
『ゴジラ-1.0』のタイトルにも「初代より前」が関係している
『ゴジラ-1.0』の「マイナスワン」には、いくつかの意味が込められています。
一番大きい意味は、
戦後でゼロになった日本を、ゴジラがさらにマイナスへ叩き落とす
というものです。
ただ、山崎監督はそれだけではなく、
初代ゴジラよりさらに前の時代だから「-1.0」
という意味もあると説明しています。
つまり、
「1954年版につながる前日譚」
ではないけれど、
「初代より前の時代を描いている」
こと自体は、タイトルにも意識されています。
ここが少しややこしいところです。
1954年版『ゴジラ』はどんな作品?
1954年11月3日に公開された『ゴジラ』は、日本で最初に作られたゴジラ映画です。
水爆実験によって安住の地を追われた巨大生物ゴジラが日本へ現れ、東京を破壊します。
当時は終戦からまだ9年。
戦争や原爆、水爆実験への恐怖が強く残る時代に作られたため、単なる怪獣映画ではなく、核兵器や戦争の恐怖を強く反映した作品として知られています。
その後、多数のゴジラ映画が作られましたが、すべてが同じ世界線で続いているわけではありません。
ゴジラ映画は全部つながっているわけではない
ここも、今回調べて初めて分かりやすく整理できました。
ゴジラシリーズは70年以上続いていますが、全部が一本の時系列になっているわけではありません。
シリーズによって設定がリセットされたり、初代だけを過去の出来事として引き継いだり、完全に新しい世界として始まったりします。
たとえば2016年の『シン・ゴジラ』も、1954年版の直接的な続編ではなく独立した作品です。
ハリウッドのモンスター・ヴァース版ゴジラも、当然ながらまた別の世界です。
『ゴジラ-1.0』も、この「新しく解釈されたゴジラ」のひとつです。
シン・ゴジラ『ゴジラ-1.0』のゴジラはどこから来た?
ゴジマイでは、1945年の大戸島に「呉爾羅(ゴジラ)」と呼ばれる生物がもともと存在していました。
その時点では、後に東京を襲う巨大ゴジラほどの大きさではありません。
その後、核実験の影響を受けて巨大化したと考えられています。
そして1947年、巨大化したゴジラが日本へ現れます。
この設定も1954年版とは異なります。
山崎監督版では、「大戸島に昔からいた生物が巨大化した」という独自の起源が描かれています。
ゴジマイのゴジラは最後に死んだ?
『ゴジラ-1.0』では、海神作戦と敷島の攻撃によってゴジラは崩壊します。
一見すると完全に倒したように見えます。
しかしラストでは、海中に沈んだゴジラの肉体が再生を始めています。
つまり、
死んだように見えたけれど、完全には死んでいなかった
という終わり方です。
私は初めて見たとき、
「ここで一度眠って、1954年にまた出てくるのかな?」
となんとなく思っていました。
でも実際にはそうではなく、この再生は2026年公開の『ゴジラ-0.0』につながる伏線だったと考える方が自然です。
『ゴジラ-0.0』はどの世界線?
『ゴジラ-0.0』は、『ゴジラ-1.0』の正式な続編です。
舞台は1949年。
前作から2年後の世界で、敷島浩一や典子たちの物語がそのまま続きます。
つまり時系列は、
1945年
大戸島で敷島がゴジラと遭遇
↓
1947年
『ゴジラ-1.0』本編
巨大化したゴジラが東京を襲う
↓
1949年
『ゴジラ-0.0』
となります。
ここまでは同じ「山崎貴版ゴジラ」の世界です。
1954年版『ゴジラ』は、この流れには入りません。
では1954年になったらどうなる?
ここは現時点では分かりません。
『ゴジラ-0.0』の世界が今後1954年まで描かれたとしても、その先で初代『ゴジラ』につながると公式に発表されているわけではありません。
むしろ現状では、
山崎貴版は山崎貴版の独自世界
と考えておく方が安全です。
年代が1954年に近づいたからといって、急に1954年映画の世界に接続するわけではありません。
「前日譚っぽく見える」のが面白い
『ゴジラ-1.0』が少しややこしいのは、1954年版より前の時代を舞台にしているうえ、初代ゴジラへのリスペクトもかなり強いことです。
だから知らずに見ると、
「これは初代ゴジラにつながる話なんだな」
と思ってしまっても不思議ではありません。
私も完全にそう思っていました。
でも正確には、
初代より前の時代を使って、ゴジラの原点をもう一度別の形で描いた作品
と考えるのが一番しっくりきます。
ゴジラ ゴジラ-1.0おわりに
『ゴジラ-1.0』は1945~1947年を舞台にしているため、1954年版『ゴジラ』の前日譚のように見えます。
しかし、正式な前日譚ではありません。
『ゴジラ-1.0』のゴジラと1954年版のゴジラは、同じ世界線に存在する同一個体ではなく、それぞれ別の作品世界に存在するゴジラです。
そして『ゴジラ-1.0』の直接の続きになるのが、1949年を舞台にした『ゴジラ-0.0』。
前作ラストで再生を始めたゴジラがどうなったのか、そして山崎貴版ゴジラの世界がどこへ向かうのか。
1954年版との違いを知ったうえで新作を見ると、また違った面白さがありそうです。


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