はじめに
2025年のアニメ化も発表された
三香見サカさんの『薫る花は凛と咲く』14巻から122話のネタバレです。
こちらはマガポケ(マガジンポケット)オリジナル作品で
現在、コミックスは13巻まで発売中です。
2024年10月8日(火曜日)に14巻が発売されます。
薫る花は凛と咲く – 三香見サカ / 【第1話】凛太郎と薫子 | マガポケ (shonenmagazine.com)
マガポケで無料で読めます。↓この記事にまとめました。
14巻ネタバレ
第101話『12月26日』
キスした翌日、凛太郎は眠れなかった。
あの瞬間薫子のことが愛おしくてたまらなくなった。
薫子からクリスマスプレゼント渡しそびれたから渡したいと連絡があり、会う。
薫子もあまり眠れなかった様子。お互い照れる。
プレゼントはピアスだった。
凛太郎が黒髪にしたときピアスもやめてしまうのかと思ったからデートでピアスをつけているのを見てほっとしたのだと薫子は言う。
第102話『薫子のプレゼント』
ピアスをやめなかったこと、凛太郎が好きなことをやめないでよかったとほっとした。
凛太郎はその場で薫子がくれてピアスをつけた。
ふたりでごはんを食べて、帰ってきて、薫子は昨日のことを思い出しながらしあわせそうに眠ってしまう。
第103話『年越し』
12月31日紬家。
兄も実家で過ごしていた。
年越しする前、杏子に「今年はどんな1年だった?」と聞かれて
「いろんなことがあっていい1年だったと思う」と凛太郎は答えた。
翌日、初詣デート。あげたピアスをしてる凛太郎を見て薫子は嬉しそう。
ふたりで神社にいると兄・颯太郎が声をかけてきた。薫子は初対面。
第104話『颯太郎と薫子』
凛太郎が唐揚げで手を汚してしまい、薫子と颯太郎のふたりになった。
颯太郎は薫子に凛太郎の雰囲気が柔らかくなったし、
金髪もやめたし、笑顔も増えたのは薫子のおかげだとお礼をいう。
薫子は凛太郎から、小学生のとき颯太郎が凛太郎を遊びに誘ってたことを聞いていたから、
「何もしてやれなかった」という颯太郎に、兄弟そっくりだ笑った。
本人はたいしたことしてないって思ってることでも相手にとってはすごく救われることだったりする。と伝えた。
「凛太郎くんはお兄さんに救われてたと思います。」
その言葉に目頭が熱くなる颯太郎。
薫子に「(凛太郎を選ぶなんて)超見る目あるね!」と冗談を言い笑う。
戻ってきた凛太郎。颯太郎はそろそろ行くわ!と離れた。
兄と何話してたのか聞く凛太郎に「凛太郎くんの自慢話!」と答える薫子。
第105話『新年の新学期』
3学期が始まった。ピアスのことをいじられる凛太郎。
クリスマスなにがあったか質問攻めに合う薫子。
凛太郎の誕生日1週間前。1月22日。
凛太郎のリクエストでテーマパークにみんな(凛太郎、薫子、昴、翔平、朔、絢斗、まどか)できた。
薫子はケーキ屋を手伝った帰り、
凛太郎の誕生日を今年はみんなでお祝いしたいと女子たちに提案していた。
あと少して3年生になるし、みんなで集まれる機会はだんだん減っていってしまうと思う。
2人だけのお祝いはこれから何度だってするつもりだもん。
第106話『7人でテーマパーク』
テーマパークを楽しむ7人。
朔と昴がじゃんけんに負けてフードコートで席を取る役になった。
席はすぐ見つかり、2人で話す。進路の話になり、昴が第一志望で受けるT大を朔も考えていることがわかる。
そこから、来月T大の同日模試があるから、勉強を教えて…。となるが、朔は教えるのが下手だから躊躇する。
しかし、朔はあれから教え方を勉強したから試させてほしいといい、今度どこかで勉強しようと昴を誘う。
そんな会話をしているうちに、みんなが食べものを買って席に来た。
第107話『凛太郎の誕生日』
テーマパークでのメインディッシュはお化け屋敷だった。凛太郎のために頑張る薫子。
帰りの電車ではみんな疲れて眠ってしまっていた。
駅で解散するとき、凛太郎は改めてみんなに「今日は本当にありがとう」とお礼を言った。
その夜、朔は昴にLINEを送って勉強会の日程を約束した。
朔は今まで何回も遊んだりしてるの個人的にLINEでやりとりしたのは初めてだな…。と改めて気がついた。勉強会は来週の土曜日。
第108話『朔と昴の勉強会』
朔と昴は待ち合わせ。長身で銀髪の昴は目立つっていた。怒ったような顔をしていたが、朔を見つけ笑顔なった。
勉強会は昴の行きつけのカフェ。カウンター席に座る。
昴が男性が苦手だと知ってる朔は、距離が近くないか?と心配した。
勉強を教えるにも朔が右側にいるから、どうしても近くなる。
気にして「席変わったほうがいい?」と聞くが昴は大丈夫だから気にしないで。と言った。
朔は勉強を教えるには相手の目線に立って教えることだと学んでいた。
だから、昴にうまく教えることができた。
数時間勉強し、集中力が切れたから休憩に何か食べることにした。
朔は昴になんで共学の大学を選んだのか聞いた。
第109話『前に進む勇気』
昴が共学を選んだ理由。
そもそも本当に行きたかったのはT大だけど、去年までは女子大を志望していた。
男性への苦手意識もまだ消えたわけではない。
でもそれを避けたまま弁護士になれたとしても、いずれはぶつかる壁だとわかっていた。
朔たちと出会ってこんな人たちもいると知って、克服しようという勇気がでた。
「今、選ばなかったら将来きっと後悔すると思ったから。」と真っ直ぐな瞳で話す昴に朔は一瞬目が離せなくなった。
朔は、昴がずっと前に進むために勇気を出せる人だったことを思い返す。この人はすごいな。と横顔を見つめた。
帰り道、朔も同日模試を受けてみようかな。と言いだした。
昴はそれなら当日一緒に行きましょう。あなたがいるなら安心だわ。と微笑んだ。
自分のことを信用しすぎではないかと戸惑う朔。
信用してるのは俺っていうか、みんなのことか…。勉強教えたときの距離を思い出している。
昴は朔が勉強を教えるために近づいた一瞬、鼓動した。それをなんだったのかしら?と考えた。
薫子はカレンダーを見て、来月は学年末試験。その後はバレンタイン!と意気込んでいるようだ。
15巻以降
第110話『それぞれの2月』
試験前だけど、昴とまどかからバレンタインチョコをもらう約束をしている翔平はご機嫌だった。
勉強していて、朔がT大問題集を持っていたから、受けるの?という話になり、
昴と一緒に模試受けに行くと話す。「保科さん、T大志望!?」と驚く翔平に「そこ?」てなる絢斗。
昴は薫子とまどかに朔と2人で勉強会したことを話す。
まどかは恋バナ?と考え、薫子は純粋に昴が男の子と2人で出かけられるようなるなんて…と感動。
T大模試を一緒に行けることになって嬉しいという昴の「嬉しい」てどういう意味の嬉しいなの?
とまどかは食いつくが、昴は友達がいてくれたら安心するじゃない。と恋愛には結びつけていない。
凛太郎は自分の進路をまだ未定で提出していた。
LINEで試験のあと18日に会うことを薫子が確認してくる。
手作り持っていきます!
薫子はすごいケーキを作れる凛太郎に素人レベルの手作りを渡していいの?と思いながらも頑張ろうとしていた。
試験が終わり、約束の日。
待ち合わせ場所に現れた薫子は暗い顔をしていた。
第111話『バレンタイン』
翔平、朔、絢斗は昴とまどかからバレンタインチョコをもらった。
凛太郎は薫子からもらったものをその場で開ける。
チョコマフィンだった。そして食べる。
一生懸命つくってくれたのが伝わって嬉しくなる。喜ぶ凛太郎な薫子は安堵した。
薫子はお菓子つくりをして、改めて凛太郎のすごさがわかったことを伝えた。
凛太郎はケーキつくりについて、
満足いかなくて悔しいと思ったことは数え切れないほどあるけど、完成までの道のりを大変だけど思ったことはない。と考えた。
担任と進路の話になり、決まらないなら進学でもいい。と言われるが、
「やりたいことってどうやって見つければいいですか?」と聞いてみた。
好きなことでも、仕事でやりたいかと考えるとピンとこない。
担任は教師になった理由を「人に何かを教えることが苦じゃなかったから」と言った。
好きなわけではなかったと。
「やりたいこと=好きなこと」に固定しなくてもいい。
「自分が得意なこと」「何が向いているか」で選んだっていい。
他の人にとっては大変だと思うことでも自分にとってはそう思わない部分がある。それは大きな武器だ。
凛太郎は話を聞き、少しだけ視界が晴れていく感じがした。
第112話『模試へ』
絢斗は朔と昴が「2人で」ということが気になってはいた。
模試が金曜日で、学校を早退しなくてはならなくて制服を着替える時間もないから、周りの目を考えて一緒にいくことはなしになった。
それでも駅で見かけ、離れたベンチに座り、緊張している昴を朔はLINEで励ました。
会場に向かう途中、朔は中学時代に喧嘩別れした飛鷹に会ってしまった。
第113話『心の古傷』
飛鷹に会ったことで過去の記憶が蘇り落ち込む朔。
試験が終わりそんな朔を見かけた昴はカフェに誘う。コート着てるから、制服バレないでしょう。
昴は、朔ならちゃんと謝れると言った。
第114話『夏沢と飛鷹』
模擬試験2日目が終わり、飛鷹のほうから朔に会いに来た。
昴に偶然会って場所を聞いたらしい。和解できた。
第115話『模試を終えて』
朔は昴にお礼のLINEをした。
胸がざわついている感覚がある。と恋心に気づいている様子。
でも胸がざわつく答えを見つけてはいけない気がする。
凛太郎はケーキのレシピを真剣に見ていた。
第116話『ホラー映画』
凛太郎と薫子はホラー映画デート。
怖いけど堂々とくっつけて、自分に優しい顔を向けてくれる凛太郎に嬉しい薫子。
次は気になってるケーキ屋さんに行きたいと話した。
第117話『あの日のケーキ屋』
ケーキ屋は凛太郎が金髪にするきっかけとなったお店だった。それ以来ぶりの来店だった。
凛太郎がショーケースを見ていると、
憧れのあのパティシエに「キミはケーキ作りが好きなのかい?」と聞かれた。
なんでそんなことわかってんだろうと不思議に思う。
店内で薫子とケーキを食べた。凛太郎は複雑な顔をしていた。
薫子がいうには「悔しそうな顔」さっきショーケース見てたときも同じ顔してた。
だから、店員さんも“同じケーキを作る人”だって思ったんじゃないかな?
パティシエが「ウチのお味はいかがかな?」と凛太郎に話しかけてきた。
第118話『もらってばかり』
パティシエはその店の店長で悔しそうな凛太郎の顔を見て声をかけてしまったという。
薫子は店のケーキを『自分を元気づけてくれるような味』だから凛太郎が影響を受けたのも分かる気がすると言った。
薫子が家族へのテイクアウト用のケーキを買っている間に店長が話にくる。
凛太郎はパティシエになった理由を聞く。
店長の答えは「なんとなく…。」だった。店を出したいと思ったのも、そしたらこんなケーキを作りたいと明確になったのもパティシエになってから。
凛太郎が悔しそうな顔をするのは真剣に取り組んでるってこと。
店長も悔しさを放置しないことだけは心がけていた。
「楽しいよね、ケーキ作りは!」と言われ、凛太郎は今までのことを思い出し「はい」と答えた。
凛太郎は深々と頭を下げてお礼をいった。このひとからもらってばかりだと思う。
すっきりした顔をしていた。
第119話『目標』
3月14日、凛太郎がホワイトデーにケーキを作って、薫子の家にきた。
食べる反応を見たくて、一緒に食べていく。
完成されたケーキをみて「大変そうだなわ…」という楓子に「楽しいです」という凛太郎。
ケーキを見て笑顔になる薫子と洸介を見ていた。
今回のケーキにはケーキ作りのきっかけ、夢に出会わせてくれた感謝が込められていた。
帰り道、薫子に「パティシエ、目指そうと思う」と報告した。
じゃあ、私…たくさん買いに行こうっと!
第120話『夏沢のホワイトデー』
3月14日
薫子と凛太郎以外はいつもの公園に集まって、男子から女子にホワイトデーのプレゼントをした。
絢斗が昴に同日模試の結果どうだった?と話題に出し、そこから実は昴が朔に勉強聞きたくて持ってきてることがわかり、翔平とまどかと絢斗が席をはずした。
朔は昴へ『友達』とは別の感情が芽生えていた。
しかし、昴は友達としか思っておらず、
「みんなと一緒にいられる時間を大切にしたい」と勉強の話は今日はやめて、みんなのところに行こうと言う。
朔は彼女とどうこうなりたいと思う訳じゃない。ただ一方的に惹かれてしまった。
自分のことを『あなたなら大丈夫』と信じてくれた彼女に好きだなんて伝えたとは思わない。
とキャンディを噛み砕いた。『俺は言わない。』
絢斗が兄から聞いて10年くらい前の桔梗はカーテンを締めてなかったらしい、交流があったわけじゃないけど、今ほど険悪じゃなかった何か知ってる?と女子2人に聞いた。
詳しくは私たちも知らないと言うが、まどかはなにか思うところがありそう。
4月から、みんな3年生だ。
朔と昴の関係を詳しく書きました↓
第121話『パティシエ』
思い出のケーキ屋に行った日の晩。
凛太郎は両親にパティシエを目指すことを話した。
圭一郎も特に反対はしないが、卒業後うちで働くことは許さない。と言った。
凛太郎もそのつもりだった。
逃げ道なくしてくれて助かると凛太郎は杏子にいうが、杏子の考える圭一郎の想いは違った。
店名『plain』は「飾り気がない」「無地」「純粋」そんな意味。
圭一郎はお店を出すとき、訪れたお客さんが自然体でいれるような温かい店にしたいと杏子に言っていた。そして、それには凛太郎と颯太郎も含まれている。
大人になってしんどくなったときに、羽を休める場所としてこの家を残してくれているのだと思う。
家は子供にとって平和な居場所であってほしいのだ。
杏子は本当は圭一郎が凛太郎たちに店のて手伝いを許したことも驚いていた。
圭一郎は仕事はチームワークだから、その世界を今のうちから見せるのは悪いことではないという考えだった。
第122話『3年生』
それぞれの学校の始業式。
桔梗の生活指導の土岐先生は2年の夏休み前と同じく厳しことを言った。
「桔梗学園生徒として、誇りをもちその名に恥じぬよう勉学に勤しむように。」
特に3年生はこの1年が勝負だと。
一方、千鳥はクラス替えもなく、担任も変わらなかった。
担任は「それぞれ悔いのないよう、学校生活を大いに楽しめ。」という。
始業式のあとはみんなで花見に行く約束をしていた。
待ち合わせ場所に薫子だけこない。昴に先に行っててと連絡があったらしい。
みな既読が付かないから、凛太郎が電話してみる。
すると薫子ではなく、洸介が出た。
「母さんがさっき倒れて…!」凛太郎は前に洸介が母さんは体が弱いと話してくれたことを思い出す。
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おわりに
桔梗と千鳥の関係が悪くなったことになったことに土岐先生が関係している気がします。
2校の教師の対比が面白いです。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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