薫る花は凛と咲く　第149話　最新話　ネタバレ『面接』

はじめに
薫る花は凛と咲く　あらすじ
薫る花は凛と咲く　ネタバレ
TVアニメの放送はいつから？
おわりに

はじめに

三香見サカ先生の『薫る花は凛と咲く』最新話・第149話『面接』のネタバレです。
この作品はマガポケ(マガジンポケット)オリジナル作品で毎週木曜日に更新です。
次回更新は５月15日木曜日予定です。
現在、コミックスは16巻まで発売中です。

薫る花は凛と咲く – 三香見サカ / 【第149話】面接 | マガポケ

薫る花は凛と咲く（16）

『薫る花は凛と咲く』はマガポケで全話無料で読めます。↓この記事にまとめました。

薫る花は凛と咲く　あらすじ

底辺男子高校の千鳥高校とお嬢様校の桔梗女子が隣接。
千鳥高校の生徒たちは、桔梗女子の生徒たちから露骨に嫌われており、両者の生徒はほとんど関わりを持っていなかった。

そんな中、千鳥高校の生徒である紬凛太郎と、桔梗女子の生徒である和栗薫子が出会う。
凛太郎は薫子との時間を心地よく感じ、次第に彼女に惹かれていき、やがて2人は恋人同士になった。

二人は様々な困難を乗り越えながら、お互いの気持ちを確認し合い、成長していく。

詳しくはこちら↓『薫る花は凛と咲く』1巻からネタバレ記事↓

薫る花は凛と咲く　ネタバレ

前回まで

凛太郎は憧れの店で働きたいなんておこがましい。と思いつつ、金髪ピアスの人のケーキ屋に通ってしまっていた。
そこで店長に声をかけられ、つい「この店で働きたくて来ました。」と言ってしまった。店長はキミと話がしてみたいから閉店時間まで待つように凛太郎にいうのだった。

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第149話『面接』

凛太郎は勢いで「この店で働きたい。」と口走ってしまったことを軽はずみで失礼だったと後悔していた。
店長の鋭い目線は仕事に対してどこまでも厳しいプロの目だった。

店の商品であるケーキを食べながらふたりは向かい合って座っていた。そのケーキも凛太郎にとっては悔しくなるほどに洗練されたここだけの味だった。それなのに緊張から今は全く味がしない。

早速本題に入る。店長は凛太郎に「どうしてケーキ作りを始めたの？」と聞いた。
凛太郎はある人(薫子)の誕生日ケーキを作りたくて去年からはじめたこと、実家がケーキ屋であることを話した。実家のケーキ屋『Plain』の名前を出すと店長は一瞬驚いて間を置き「…へぇ…」と答えた。

ふたりが話している様子を見ている他のスタッフは凛太郎のことを度胸があるといいながらも、正直「はぁ？」て思った話していた。値踏みしている店長を見る。スタッフは、ここのケーキが好きなのは有り難いし嬉しいけど一緒に働くのであれば好きか嫌いは関係なく『できるやつかどうか。それが全て』とふたりの様子を見ていた。　

店長は笑顔で「ウチは厳しいよー？」という。ちょうど食べていたケーキについて、あるスタッフにレシピを任せたものだけど、何度作り直させたかもう覚えてないな…というと凛太郎は嬉しそうな顔をしていた。その表情に驚いた店長は凛太郎が何を思っているのか聞いた。

凛太郎は厳しくしてもらえるのは有り難いし嬉しいという。父も厳しくそれを乗り越えることでそのとき満足するものを作れてきた。と言う。

凛太郎は決心していた。「もう諦めたり、人からもらった優しさや厳しさや悔しさから逃げない自分でいたい。」その思いを店長にぶつけた。
そして「お客さんの日常を彩れるようなパティシエに俺もなります」と言い切った。
店長は凛太郎の返答に満足したようで微笑んだ。ただ、僕を越えたいなら国際コンクールで金賞をとらないと。と言う。できる？聞くが凛太郎はひるまない。「やります。」

店長が改めて名乗った。リュカ・デュランと言った。そこで凛太郎も自分が名乗っていないことに気が付き、紬凛太郎です。という。リュカは凛太郎くんと呼ぶことにした。

続けてリュカは「ここで働くのを決めるのは僕じゃないんだよね。」そして「じゃあ、こうしようか。」と何かを提案してきた。それを聞いて固まる凛太郎。

その晩、電話で薫子にリュカのお店で手伝いをすることになったと報告する凛太郎だったが、なぜか深く落ち込んでベッドに伏せっていた。

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