薫る花は凛と咲く　第148話　最新話　ネタバレ『1年記念日』

はじめに
薫る花は凛と咲く　あらすじ
薫る花は凛と咲く　ネタバレ
TVアニメの放送はいつから？
おわりに

はじめに

三香見サカ先生の『薫る花は凛と咲く』最新話・第148話『1年記念日』のネタバレです。
この作品はマガポケ(マガジンポケット)オリジナル作品で毎週木曜日に更新です。
次回更新は５月1日木曜日予定です。
現在、コミックスは16巻まで発売中です。

薫る花は凛と咲く – 三香見サカ / 【第148話】1年記念日 | マガポケ

薫る花は凛と咲く（16）

『薫る花は凛と咲く』はマガポケで全話無料で読めます。↓この記事にまとめました。

薫る花は凛と咲く　あらすじ

底辺男子高校の千鳥高校とお嬢様校の桔梗女子が隣接。
千鳥高校の生徒たちは、桔梗女子の生徒たちから露骨に嫌われており、両者の生徒はほとんど関わりを持っていなかった。

そんな中、千鳥高校の生徒である紬凛太郎と、桔梗女子の生徒である和栗薫子が出会う。
凛太郎は薫子との時間を心地よく感じ、次第に彼女に惹かれていき、やがて2人は恋人同士になった。

二人は様々な困難を乗り越えながら、お互いの気持ちを確認し合い、成長していく。

詳しくはこちら↓『薫る花は凛と咲く』1巻からネタバレ記事↓

薫る花は凛と咲く　ネタバレ

前回まで

それぞれの進路や将来の夢が決まった。

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第148話『1年記念日』

去年の夏祭りで凛太郎と薫子が交際をはじめてから今日で1年だった。

薫子は嬉しそうに凛太郎にLINEを送る。その様子を隣で見ていた昴も幸せな気持ちになった。
1年前、夏祭りの翌朝早く、薫子は昴に凛太郎と付き合うことになったことを報告しにきたのだった。そのときの嬉しそう顔を思い出す。凛太郎の話をするときはお花が飛んでいる薫子を見て、どうして授業では、すぐ切り替えられるのかしら。と少し不思議に思った。そして自分ももしかしてお花が飛んでいたの？と考えるがわからなかった。

凛太郎は翔平に言われた『金髪ピアスの人の店』に通ってしまっていた。

就職しようと決めたときこの店が頭によぎらなかったわけではなかった。
しかし、求人が出ているわけでもない。自分は専門を卒業しているわけでも、コンテストで優勝している実績もない。憧れの店で働きたいなんておこがましいと思ってブレーキをかけていた。

考えてながらもつい鋭い目線で店内や商品、厨房を見つめてしまう。

とりあえずケーキを買おうとショーケースに目をむけケーキを選ぶ。
注文しようと顔を上げたときそのにいたのは憧れのパティシエだった。

パティシエは前回凛太郎が来たことを覚えていた。「ウチの味の虜になってくれたのかい？」と軽口をたたく。凛太郎は「はい…美味しいです…だから…」

気がつくと言ってしまっていた。「この店で働きたくて来ました。」自分の口から出てしまった言葉に気づき慌てて言い訳しようとする凛太郎。
しかし、パティシエは「いや…いいんだ。」と凛太郎を制止、鋭い眼差しで凛太郎を見つめた。その視線にビクっとする凛太郎。パティシエはキミと話してみたいから閉店時間まで待つように言ってきた。「どう？ウチのケーキでも食べながら。」

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