薫る花は凛と咲く 第134話 最新話 ネタバレ『昴の気がかり』朔昴回

漫画
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はじめに

三香見サカ先生の『薫る花は凛と咲く』最新話・第134話『昴の気がかり』のネタバレです。
この作品はマガポケ(マガジンポケット)オリジナル作品で毎週木曜日に更新です。
現在、コミックスは14巻まで発売中です。

薫る花は凛と咲く – 三香見サカ / 【第134話】昴の気がかり | マガポケ

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TVアニメ化

アニメ化が2025年のいつからなのか考察しました。

ネタバレ

前回まで

翔平の家で勉強会をしているいつものメンバー(紬凛太郎、和栗薫子、宇佐美翔平、夏沢朔、依田絢斗、保科昴、柚原まどか)

翔平の母親と双子の弟と妹が帰ってきたことにより、翔平のよさを改めて言葉にし、母に伝える凛太郎だった。「俺たちの中で一番すごいやつは宇佐美だと思います。」みんなも同意だった。

歓談が続く。

←第133話ネタバレ

第134話『昴の気がかり』ネタバレ

翔平の弟、空と妹の舞はゲーム機をとりに帰ってきただけだったから、また母親とともに児童館に戻る予定だった。しかし、雨が降ってきてしまったため、そのまま家で凛太郎たちと遊んだ。

雨が止み、皆帰ることになった。勉強の邪魔をしてごめんね。という翔平の母に私たちも遊べて気分転換になったとフォローする。空と舞はみんなと仲良くなってじゃれている。
翔平はそのノリで朔に「勉強教えてくれてありがと♡」と言った。朔は教えたのに赤点を取られるとプライドが許さないから教えたらしい。

翔平の母は帰っていく凛太郎たちを見送りながら、“お友達からあんなこと言われるなんて”と考えていた。翔平の父親はいつも『翔平なら、気持ちのいいヤツだから大丈夫だろ!』と言っていた。
そのことに何その理由と思っていたがお友達からも同じことを言われ、翔平を信じることができていなかったと反省した。翔平は父親似で、昔から人に囲まれて、当の本人も周りに助けられながらなんだかんだ上手くいっていた。

翔平の母は子供たちのいいところを、たくさん知っていることだけは自信があるから、信じてもう少し気長に待ってみるか。と気を取り直した。

翔平も凛太郎たちと一緒にいた。いっぱい褒められた翔平はご機嫌でニッコニコだった。ゲームをしないで舞と一緒に勉強していたことも褒められる。凛太郎も朔に期末試験の勉強を明日学校で見てもらう話など、みんなでワイワイ話ているうちに、絢斗が「柚原さんと宇佐美似てるよね。」とまどかに言った。まどかは「似てるなんてそんな〜性格がはっきりしてるだけだよ!」とやんわり否定した。さんざん褒められた翔平に似てると自分では言いにくいだろう。

話している中で、まどかに越しに昴の顔が見えた薫子は少し心配な顔になった。

昴は翔平の家にいるときに、こっそりと凛太郎に朔の進路のことを聞いていた。
凛太郎は珍しいね。と言いながらもおそらく明確には答えていない。というか、朔は本当に進路をまだ決めていないのだろう。

帰り道、昴が集団から少し離れたことに気がついた凛太郎は、「さっきの言ってたこと(朔の進路のこと)、本人に聞いてみてもいいんじゃない?」と囁いて、昴と朔が2人で話せるように周りを誘導した。

昴は「大学!夏沢くんはどこに行くの?」と思い切って聞いた。
朔の答えは「あー…まだ決めてないんだよね…」だった。昴は飛鷹と仲直りしたと聞いていたから勝手にT大に行くのかと思い込んでいたことも伝えた。

沈黙が流れた。朔は「もしかして、心配してくれた?」と聞いてきたが、
昴ははっきりと返事ができなかった。「え?あー…そ…そうね……」

朔に「俺のことは気にしないでいいから。」と線をひかれてしまう。
信号が青に変わり、歩き出す朔にすぐについていけなかった。距離ができた。それは心の距離のようだった。

昴は、心配していたのかしら?友達だから心配していたのかしら?と考えた。進路のことを口出しすることじゃないとわかっていて、夏沢くんが後悔しない道を選べたら嬉しい。

「そっか、同じじゃないのね。」と思った。

第135話ネタバレ→

感想

昴の最後の「同じじゃないのね」という気持ちはなんのことか考えました。
はじめは大学が同じじゃないことにがっかりした。と思ったのですが、凛太郎に朔のことを聞いたときの『薫子さんのことを聞くならわかるんだけど(中略)気にかけてたとしてもあんま聞かなそうだし』というセリフを思い出していることから、薫子を友達として心配する気持ちと、朔を友達として心配する気持ちが同じではない。つまり朔に感じているのは友情ではないと気がつき初めているのではないかと思いました。そして、その気持ちを表に出してしまうほど(凛太郎に聞いたこと)強い気持ちになっているのではないでしょうか。

朔は昴に恋愛感情を持っていますが、昴が男の人が苦手だということから距離を置いています。初めてあったときに傷つけたことも気にしているのでしょう。

昴は恋心に気がついても自分からは動けなそうなので、朔ははヒョってないで動いてほしいです。

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おわりに

昴が朔と2人だけで話せるように、まわりをさりげなく誘導した凛太郎の気遣いが素晴らしかったですね。

次回は1月2日更新予定だそうです。
よいお年をお迎えください。

ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

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