はじめに
波場章史先生の『バックランク』第21話『灼熱の怒り』のネタバレです。
バックランク – 波場章史 / 【第21話】灼熱の怒り | マガポケ
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バックランクってどんな話?あらすじ
ロボットと呼ばれるほど冷戦沈着で優秀な警察官・槻尾。
しかし、彼はある日上司から呼び出され、「警察を辞めろ」と告げられる。それは日本に蔓延る巨悪・ヤクザを駆逐するための壮大なプロジェクトの序章だった…!
警察vs.ヤクザの予測不能頭脳サスペンス。
第1話からのネタバレ記事はこちら↓
バックランク ネタバレ
前回まで
乾は取り調べで潜入捜査官の中に裏切り者がいることを知らされた。イザナと共に組に帰り、新しい組長、緋荊棘譲司と対面した。
第21話『灼熱の怒り』
緋荊棘譲司は本名を菱中譲司といい、乾と同じく潜入捜査官である。
バックランク始動後、初期潜入捜査官の中で唯一の生き残りだ。
25年前、当時講談組の2次団体であった羅心會に潜入。その後、順調にキャリアを積み組長に上りつめた。6年前には黒縄会組長である後藤田と“対等関係の契り”を交わし「何かあった時は黒縄会の代理組長になる。」という言質を取り付けることに成功した。もちろん他の組にも伝達済みだ。
今回後藤田が逮捕され“何かあった”わけで、黒縄会に組長として現れたのだ。
その経歴を乾は取調室で聞いていた。そして彼が公安を裏切っているかもしれないということも聞いた。
乾は緋荊棘の行動を確認することにした。裏切り者は必ず行動に出るからだ。
イザナの私物が勝手に処分されていたことをイザナが抗議すると「俺が組長になったからには男のケツを追いかける話はNGだ。」と言った。女の良さを語る緋荊棘にイザナは鼻をつまみ、「加齢臭が耐えられない。」と煽る。
その言葉に本部長の越智が立ち上がろうとする。しかし、緋荊棘が止めた。自分たちを“執行部”だという。「本日を持って黒縄会執行部は総入れ替えし、羅心會がそのすべてを引き継ぐことにした」と緋荊棘が宣言する。つまりイザナはもう若頭ではなくなったのだ。
後藤田がイザナに甘かったのはイザナが金を稼ぐ奴だったからだ。しかし、羅心會には他に収入源があった。黒縄会のメンバーは買収されていた。イザナについて公安に喧嘩をふっかけたことも根本から間違っていると続ける。公安、国家には歯向かわす、靴裏を舐めればいい。妥協とすり合わせなのだ。緋荊棘は公安の狙いは組の“弱体化”であって“根絶”ではないと言った。
話が終わり乾とイザナは部屋の外に出た。
イザナは緋荊棘が潜入捜査官であることを見抜いていて、つまらない手に心底がっかりしていた。乾の取調の時間はなんだったの。と思っていた。
そしてイザナが乾の方を見ると乾は青ざめていた。その顔にときめくイザナ。
乾は緋荊棘が黒縄会を買収したこと、その資金源について考えていた。
取調時に警察署で見た資料によると羅心會の収入源は覚醒剤の売買がメインだった。後藤田を説得できたということは、これからも安定してお金が入ってくるということだ。つまり、市民に対してこれからも覚醒剤の売買をするということ。
それはバックランクの本質である『悪事を減らす』ということから著しく逸れている。組の最終決定権は緋荊棘にある。緋荊棘がNOといえば覚醒剤の売買を止めることもできるのだ。しかし、羅心會所属の大物売人はなぜか逮捕できない状態が続いたという事実もあった。緋荊棘が警察の情報を掴み先回りして手を打っていた可能性が高い。
乾は覚醒剤の売買が許せなかった。なぜなら、乾の父は覚醒剤に手を出した借金の挙げ句行方をくらませたからだ。覚醒剤はすべてを壊す。涙を流す姉の顔が浮かんだ。緋荊棘のことを、もし売人を守っていたのなら死でしか罪は償えないと考えた。
乾の様子を見ていたイザナは「新参者が気に食わないってことはわかったから、一時停戦して2人で手を組んであいつらブッ殺しちゃおうよ♡」と手を差し出した。
第22話ネタバレ→
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バックランクの結末は?
バックランクは打ち切りが決定していて、23話で終了です。
そのため結末はなく、途中で終わります。
連載再開の可能性は?
連載再開の可能性について、波場章史先生は「次の作品でヒット作出して僕自身の知名度を上げられたらもう一度この作品に日の目を浴びせられると思っています。」とXで発言しています。
そのため連載再開の可能性はありです。
おわりに
イザナも緋荊棘が潜入捜査官であるとすでに見抜いていることに驚きでした。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
第22話ネタバレ→
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