はじめに
馳 星周先生の『少年と犬』 のネタバレです。
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出版社 : 文藝春秋 (2020/5/15)
発売日 : 2020/5/15
言語 : 日本語
ハードカバー : 312ページ
ISBN-10 : 4163912045
ISBN-13 : 978-4163912042
寸法 : 13.8 x 2.6 x 19.5 cm
映画化されました。
ネタバレ
男と犬
仙台。 大震災から半年。
震災で仕事をなくし、悪いことに手を染める男・中垣和正と多聞が出会う。 多聞は首輪にタグがついていて名前がわかった。
和正は先輩の沼口からの誘いで窃盗団の手伝い(運転手)をやらないかと誘われた。
姉・麻由美は若年性認知症の母親の介護中。
母親に多聞を会わせると子どものころに飼っていたと思われるカイトと呼んだ。
お金がないから窃盗団の運転手を手伝うことにした。
1回20万。 実行犯は3人。 ミゲル、ホセ、リッキー。 多聞は守り神だとミゲルに教える。 多聞は常に南の方角に顔を向けている。
ミゲルは多聞を気に入って100万で譲ってほしいと言ってくる。 和正は断る。
3回目の仕事(仙台での最後の窃盗)逃げるとき事故にあって和正は死ぬ。
ミゲルが多聞を連れて行ってしまった。
泥棒と犬
仙台→新潟。
ミゲルが多聞をつれてそのまま外国へ逃げようとする。 ミゲルにとって犬は守り神。 ゴミの山で育ったミゲルは犬がそばにいた。 多聞がずっと南に行きたがるからリードを外してやる。
ミゲルは最期、組織に裏切られ、人知れず殺される。
夫婦と犬
富山市
山でトレイルランニング中の男・中山大貴が多聞と出会う。
妻・紗英は犬は好さだけど、旦那が家のことをしてくれなくて不満。 首輪の名前が消えていたから、クリントと名付ける。 クリントが寄り添ってくれる。 大貴はトンバと名付ける。 それぞれ違う名前で多聞を呼ぶ。
多聞は西南の方角を見ていた。 最期は大貴が多聞とトレラン中に崖から落ちて死ぬ。 多聞は山中に消えた。
娼婦と犬
大津市、琵琶湖の辺り→京丹波町
風俗嬢・須貝美羽が、ヒモ男・森口晴哉を殺して山に埋めた帰り道に多聞と出会う。
多聞は怪我をしていたから、動物病院に連れていったらマイクロチップが入っていて岩手県で飼われていた4歳の牡犬だとわかる。 飼い主もわかり獣医が連絡してみるが連絡とれない。
だから美羽が飼い主になる。 多聞という名前は前の飼い主を思い出してしまうかもしれないから、レオと名付ける。 レオに救われる。 レオ(多聞)は西へ向かいたがっている。 ガソリンが尽きるまでできるだけ西にむかい、警察に捕まる前に多聞を解放する。
老人と犬
島根県
猟銃をあつかう老人・片野弥一の元に多聞が現れる。 動物病院に連れていく。 ノリツネと名付ける。 老人は癌でもうすぐ死ぬ。 妻と愛犬をなくし独独だった。 ノリツネは常に西南を向いていた。
弥一は山でへたくそな猟師に熊と間違えて撃たれて死ぬ。
少年と犬
熊本県
少年・内村光は震災以来、話さない、笑なくなっていた。
光が海を怖がるから震災後、福島から熊本に家族で引っ越していた。
父・内村徹が多聞を拾ってきて、光は笑ったり話すようになる。
動物病院に連れていって、マイクロチップから多聞が今年で6歳とわかる。
飼い主は岩手県釜石市の出口春子。 出口春子は震災でなくなっていた。 津波に流された。
光は震災前、祖母・貞子に連れられて行った港近くの公園で多聞と出会っていた。
光と多聞の最初の出会いは、2010年の初秋。
徹は多聞がずっとひとりで旅をしていたとは思えないからSNSで呼びかける。 反応はなかった。
熊本地震が起こり、2回目の揺れで家が崩れ、多聞は光をかばって覆い被さり、木(天井の梁の一部)が突き刺さって助からないとわかったから安楽死させた。
光は多聞はずっと心の中で生きている、と言う。
梅雨が開けたある日、徹のSNSに中垣麻由美なかがきまゆみからメッセージが届いた。
多聞の旅路
多聞は岩手県釜石市で飼われていました。
釜石市から
Ⓐ仙台
↓
Ⓑ新潟
↓
Ⓒ富山市
↓
Ⓓ大津市
↓
Ⓔ京丹波町
↓
Ⓕ島根県
↓
Ⓖ熊本県にたどり着きました。
こんな感じです。

犬はどうなった?
光を庇い怪我をした。停電のため手術できないから安楽死させた。
最期まで光のことを気にかけていた。
おわりに
明日2025年3月20日から映画公開だそうです。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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