ねずみの初恋　第87話『罪と愛』最新話　ネタバレ

はじめに

大瀬戸陸の「ねずみの初恋」第87話『罪と愛』のネタバレです。
「ねずみの初恋」は毎週月曜日に更新です。次回更新は11月17日予定です。

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ヤクザに殺し屋として育てられ、人の愛を知らずに育った少女、ねずみ。
何も知らない普通の青年、碧(あお)。
二人は恋に落ち、共に暮らし始めるが、魔の手はすぐそこまで迫っていた‥‥。
あまりに残酷で、あまりに切ない、初恋の物語。

ねずみは碧と再会した。

バーベキューで背中に火が燃え移ってしまった豚磨。その火を消すことにヒソクやコンは夢中になっていた。コンが消火器で豚磨の背中の火を消した。豚磨はされるがままだった。

その隙にねずみと碧は場所を移動して船の甲板に出た。

ねずみは注射のせいで足がふらついていた。そんなねずみを支えようと碧は近づくがねずみが後退りして離れてしまう。近づく分だけ後退りで離れてしまう。

ねずみはとうとう船の先端にたどり着いてしまった。あと一歩下がれば海に落ちてしまう。碧は距離をとったまま「あぶないよ」と言った。

ねずみは碧に深々と頭をさげ、ごめんなさい。と謝った。碧は一瞬何のことか理解できず、しかし、自分の首の傷のことだとわかり、全然大丈夫だと言った。

しかし、ねずみは頭を下げたまま謝り続けた。「あおくんのこと、殺そうとしてごめんなさい。」ねずみの目から涙がこぼれ落ちた。ねずみはまた碧を傷つけてしまうかもしれないから自分にはもう近づいてはダメだと碧に伝えた。

それを聞いた碧はしばらく様子をみたあとねずみに「世界で一番好きだよ」とはっきり言った。そしてねずみに近づかないとか無理だといい、ねずみの好きなところを次々あげていった。

ねずみは頭を下げたままだったが、顔が真っ赤になっていた。碧に自分の好きなところをたくさん言われ、じりじりと後退していたため、海に落ちそうになってしまう。

その瞬間、咄嗟に碧がねずみの腕を掴み支えた。ねずみの顔は真っ赤でニヤけてしまっていた。締まらない顔である。「なんか口が勝手にニヤニヤして…ごめん…」

碧はそんなねずみが愛おしくてぎゅっと抱きしめた。

第88話ネタバレ→

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