ねずみの初恋　第85話『らぶじゃんぷ』最新話　ネタバレ　あおくん復活

はじめに

大瀬戸陸の「ねずみの初恋」第85話『らぶじゃんぷ』のネタバレです。
「ねずみの初恋」は毎週月曜日に更新です。次回更新は11月3日予定です。

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ヤクザに殺し屋として育てられ、人の愛を知らずに育った少女、ねずみ。
何も知らない普通の青年、碧(あお)。
二人は恋に落ち、共に暮らし始めるが、魔の手はすぐそこまで迫っていた‥‥。
あまりに残酷で、あまりに切ない、初恋の物語。

碧を殺したのは自分だと伝えられ、首を切断する映像を見せられたねずみは無力化してしまった。一方臓器売買のための手術でミナトとセイを殺そうとする老人の背後からペトロ(仮)が近づき老人を始末した。

セイとミナトはベッドの拘束をほどいてもらい、部屋の隅で寄り添っていた。ミナトはすでに麻酔打たれていたので、眠っている。

部屋にあるシャワーを老人を見張りを倒した人物が浴びていた。たわしで体に付着したものを落す。ペトロの黒い皮膚が落ち、普通の人間の足がそこにはあった。

ねずみは捕まり、椅子に縛られていた。鎮静剤を打たれたせいで口の筋肉が弱まり、よだれがたれていた。

その近くでヒソクたちはバーベキューをしていた。手術は1時までに終わるという話だったから、コンが壁時計に目をやると止まっていた。ヒソクが直さないとなの忘れていた。と言う。

豚磨が焼いたマシュマロをねずみに食べさせようとして差し出した。ねずみは反応しない。豚磨は向こう(釜山)に着いたらTMMなんたらっていう手術をして記憶を取り替えて、恋人のことも人殺しのことをつらい記憶は全部消すからもう少しの辛抱です。とねずみを励ました。

ねずみは反応しない。ヒソクが「豚磨さん。」と声をかけた。みんな空を見あげている。流れ星だった。

みんなが流れ星に夢中になっていると、豚磨のお尻にバーベキューの炎が引火してしまった。慌てる一同。

そんな中ねずみはただ、よだれが出てしまうだけだった。

その水滴が、ゆっくり落ち、誰かの唇に届いた。

階段のしたから「みーちゃん…」と呼びかける声。ねずみがゆっくりと声の方に顔を向けた。

碧だった。階段の下であおくんが「めっちゃおまたせ」と目に涙を溢れさせていた。

止まっていた壁時計の針が動きだした。ねずみは縛られた椅子ごと階段下にむかってダイブした。

第86話ネタバレ→

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