【全伏線回収】富山・利賀大橋・タクシー『私の夫と結婚して』日本版 9話10話ネタバレ&考察 1度目の人生スケジュールとプロポーズの行方

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はじめに

ドラマ『私の夫と結婚して』日本版9話・10話(最終回)の完全ネタバレと考察。富山・利賀大橋・“回帰”タクシーなど伏線回収、1.5億円通帳の真意、観覧車の対決、プロポーズまで徹底解説。

最終章は怒涛の展開。富山・利賀大橋・黒セダン・タクシー…これまで散りばめられた伏線が一気に回収され、江坂麗奈・友也・鈴木部長・美紗それぞれの“生き直し”が交錯します。この記事では9話・10話の詳細なあらすじと、1度目の人生スケジュールの意味/タクシーの“回帰”現象/1億5000万の通帳の狙いなどを丁寧に考察。最後はプロポーズで幕を閉じる二人の未来までを追います。

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『私の夫と結婚して』第9話ネタバレ

←第7、8話ネタバレ

落ち込んた様子の美紗の部屋に未来が監視役として訪ねてきた。ストーカーの件を鈴木部長から聞いて。

住吉から美紗に着信。未来と病院へ行くと住吉の病室に鈴木部長が訪ねてきてがんの専門医を紹介してくれたという。手術できる。住吉は未来が部長の妹と初めて知った。美紗は1度目の人生では手遅れで手術できなかった。

美紗も未来も鈴木部長に連絡とれない。

未来に悠斗から着信。え?兄が?

鈴木部長が悠斗に言ったこと。「今後、江坂麗奈の行動に気をつけてほしいんです。もし私になにかあったら神戸さんのために使ってほしい」と1億5000万入った通帳を預けた。悠斗は「鈴木さんは一体何を考えているのか」と美紗に聞く。部長は富山でレンタカーわ50-89、2025年も借りていた。

麗奈は友也の母の世話。部長から友也に着信。友也は1週間無断欠勤中。慰謝料はらうから取引したいという。富山にいるから話したい。あなたに人生をやり直していただきたい。友也はナイフを持って富山に向かう。未来と美紗は部長の部屋で部長の行き先のヒントを探す。折り紙なくなってる。未来がパソコンを開いて鈴木部長が富山にいることを知る。鈴木部長のスケジュールみて自分(美紗)の1回目の人生が書いてあることに驚く美紗。葬式と友也、麗奈の逮捕。

部長は蛇行する道を走らせる。

部長1度目の人生2025年。富山空港のレンタカー黒のセダン。助手席に美紗の遺骨。老人ホームで美紗の祖母と面会。施設の職員に美紗の祖母のために使うように5000万の小切手を渡す。静永寺に納骨。その帰り道、利賀(とが)大橋。

現在の部長は1度目の人生をたどり橋を眺めている。

義母の病室の麗奈。富山に行く友也を美紗に会いに行くと思っていて義母に話しかける。「友也さん美紗をやっちゃうのかな。それはつまんないな。」義母が目を覚ます。義母は嘘をついていたと麗奈を責める。出てけ、友くんに近づくな。赤ちゃんだけが目的だったんだ…麗奈は義母を殴る。

部長は美紗の父親のお墓参り。美紗に会えたこと、麗奈とも友也とも縁がきれ、友達もできて仕事も楽しくやっていると報告。娘さんの2度目の人生は僕が必ず守りますから。

友也が来た。

友也を乗せてどこかに車を走らせる部長。アクセルを踏む。橋から飛び降りるつもりだった。そこに美紗が立ちはだかった。急ブレーキ。走り寄る部長。美紗は車から友也を引きずり下ろし、自分が乗り部長に車を出すようにいう。

開けた場所に車をとめ、「あなたは何をやってるんですか?」「部長は亡くなったんですね」

美紗が見たパソコンの部長のスケジュールの続き。

静永寺に納骨、

黒部峡谷 利賀大橋交通事故 

2015年へ回帰 

とあった。衝撃を受ける。

1度目の人生で美紗に声をかけるチャンスは何度でもあった。やらなくて後悔。そして美紗は死んだ。遺骨を乗せて車を走らせながら「もう一度やり直せたら…」とつぶやいたとき前から車がきてハンドルを切り橋から転落。富山にきたのは美紗の骨を父の墓にいれるため。鈴木部長は美紗に言う。「疑問は解決できただろうから東京に帰れ。起こることは起こる身代わりなしには。あなたはこの先も運命におびえて暮らすことになる。」

だから友也を道連れに部長は死のうとした。友也を美紗の死の身代わりに。美紗は部長に怒る。

鈴木部長は美紗の父のタクシーで戻って来たという。橋から落ち、目を覚ますとタクシーに乗っていた。美紗の蘇りのときのタクシーと同じ。運転手にどこに行きたいか心残りあるか聞かれ、心残りある大事なもの守れなかった。タクシーの運転手は「なら今度は道間違えないで。」と飴をたくさん渡してきた。大学で会った美紗の父だと気づく。桜が舞う道路の中を走るタクシー。

部長は気付くと東京街中に立っていた。2015だった。エレベーターで美紗が飛び込んできた。鈴木部長は美紗に言う。「夢がかなったから2度目の人生に悔いはない。」

美紗「私の2度目の人生にはあなたが必要。一緒に歩いていきたい。きっと人生は変えられる」小さいころ甘いお菓子を口に入れたときは信じられたでしょ?私たちはしあわせだって。部長が教えてくれた。あなたのことが大好きなんです。抱きつく美紗。「一緒に生きようよ」部長も抱きしめる。

雪道を歩く友也。スマホも電池切れ。車が通らない。

麗奈が漁港をわらべうたを歌いながら歩く。写真を撮っている。

小学生のころから見栄で美紗に嘘をついていた麗奈。しあわせそうな美紗とその父の後ろ姿を見ていた。

富山の海岸を歩く部長と美紗。

あらためて鈴木部長が告白しようとすると美紗に未来から着信。麗奈のインスタで麗奈が祖母に会ってると知る。麗奈は祖母を雪道に連れ出していた。坂道の上。

祖母を探す美紗、部長、施設の人たち。雪の中走る。菊江さーん!おばあちゃん!木に引っかかる車いすを見つけた。美紗は祖母を探し雪の中に。麗奈がいた。麗奈は美紗には父親がいたことがうらやましかった。つかみ合いになる2人。菊江(美紗の祖母)は、山小屋の外にいた。生きてる。部長がみつけ施設の人を呼ぶ。

麗奈は美紗の首を絞めている。麗奈は自分のほうが、孤独でしんどかったという。美紗が反抗。憎んでるのになんで私に執着するの?麗奈「私は努力してるのにみんな私から離れていく。」部長がくる声がする。麗奈は去っていった。吹雪が強くなる。

なんとかコンビニ?に、たどりついた友也。スマホを起動すると父親から着信があり、母が目を覚ましたけどベッドから落ちて鼻を骨折したという。友也と2人で話したい。友也の母は嫁(麗奈)に殴られたという。「騙されないで。あの嫁が全部悪い。」もうやだよこんな人生という友也に母は「大丈夫。全部取り返せる。保険。あんな女死ねばいい」友也かいるコンビニに麗奈がきて笑顔で、手を振る。夜行バスで麗奈と友也。友也は麗奈に優しくする。麗奈は観覧車を見てる。麗奈は途中で降りる。一晩1人で反省したい。麗奈はスマホを捨てる。

未来と悠斗のところに美紗と部長が帰って来る。

麗奈は行方不明。

部長は麗奈の過去を調査会社に依頼していてその結果が届いた。

美紗は麗奈が7歳のときの母が自死したことを知る。父も翌年には居酒屋を廃業し、12歳の時に死んでいた。美紗は麗奈の孤独を知る。

友也は麗奈に一億の保険金をかけていた。

友也は美紗が忘れられない。麗奈を殺そうと考えている。友也に公衆電話から着信。麗奈だった。友也の母が危篤だという。高速乗ったか確かめる麗奈。保険金かけられていたことに気付いていた麗奈は友也を誘き出していた。車のブレーキに細工してあった。車は、止まらない。

部長の部屋。友也から美紗に着信。まだ友也は高速道路を走ってる。「全部間違ってた。やり直したい。生まれ変われるなら美紗と、やり直したい。ごめんね。、次は絶対美紗を幸せにするから。」

衝撃音。

友也の車はトンネルの壁にぶつかり大破。友也死亡。

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『私の夫と結婚して』第10話ネタバレ

友也はまだ死んでなかった。救急搬送される。駆けつける美紗と部長。友也の母「嫁が死ぬはずだったのに。」

警察に事情を聞かれる美紗。友也、麗奈との関係。麗奈の行方を聞かれる。麗奈には私以外友人はいないと思う。部長は捜査に協力すると言い出す。

部長の部屋に帰り、部長が作った鍋焼きうどんを食べる。部長はずっと美紗を守っていた。部長のパソコンからまめかめ堂のご主人がなくなる事を知った。美紗は「麗奈とケリをつけなければならない」と言い出す。鈴木部長は止める。部長「今、江坂麗奈と向き合うのは危険すぎる。」

美紗「友也くんが死ねば部長の命が助かる。身代わりだから。そうなってほしい。」

しかし部長は美紗が麗奈に会うのは許さない。

部長は、レストラン事業の立て直しに抜擢。2回目だからわかっていた。

会社にいる部長に旭デパートの会長秘書を名乗って麗奈から電話がきた。麗奈は美紗と会わせて。逮捕される前に美紗に会いたい。会わせてくれたら二度とつきまとわない。明日14時。セレンティーホテルのラウンジで待ってる。

翌日はまめかめ堂のご主人の葬式。美紗は未来と葬式に行く。部長は仕事と言って麗奈が指定した場所に行く。警察に鈴木部長から言ってあって警察が周辺に張っている。席は予約してあった。

まめかめ堂の葬式が終わり、美紗は富田課長に声をかけられる。引き継ぎがあると言われ、未来と別れる。

友也の車のブレーキを細工したのは富田だった。美紗は富田課長についていく。喫茶店に行くと言われたから。部長は未来に電話でその話を聞き慌てて駆け出すとウェイトレスにぶつかる。そのウェイトレスは麗奈だった。警察をまいて麗奈と部長は外に出る。

美紗は喫茶店につかなくて不審に思いはじめる。富田は麗奈に協力していることを語りだし、美紗をスタンガンで気絶させる。

鈴木部長の運転で麗奈は倉庫がある港へ来た。鈴木部長は麗奈に腹を刺される。

富田課長が気を失った美紗を後部座席に乗せて到着。麗奈が助手席に乗り込む。

休業中の遊園地。美紗が目を覚ますと麗奈と2人観覧車に乗っていた。美紗は「ずっと麗奈が嫌いだった」という。麗奈は知ってたから美紗が離れたがってるから絶対に離さないと思った。美紗は「私、麗奈に殺されたの」と告白。今が幸せにだから麗奈も私と離れれば違う生き方があると、説得しようとする。麗奈はもう遅い。とナイフを取り出す。観覧車の頂上付近でとまる。麗奈は美紗に一緒に死んでという。富田が観覧車を停めていた。そこに部長が殴り込み。

美紗は「(一緒に死ぬのは)絶対にイヤ!」麗奈ともみ合いになる。地上では部長が富田から鍵を奪う。もみ合いで観覧車の扉が開いてしまった。麗奈が落ちそうになる。一度は美紗が掴んで中に引き戻す。麗奈に私たちもう、離れようという。麗奈は観覧車から飛び降りた。「一生覚えてて。あんたのせいだから。」美紗は手をつかむが麗奈に振り払われた。落下。助かる高さではない。観覧車が動き美紗は部長の元へ。美紗は泣くから部長が抱きしめる。しかし、部長は気を失って倒れてしまった。

病院。部長は予断を許さない状況。覚悟しておいてください。と医者にいわれる。未来、父親もいる。ICUで部長を囲む。美紗は部長の手を握り語りかける。部長は母親の夢を見ていた。

亡くなったのは部長ではなく友也だった。部長は目を覚ます。

時間経過。春に美紗は麗奈の墓参りに来た。バイバイとつげ、ミサンガを置いていく。部長の病院へ。おやつを持ってきた。こしかの子という、もなか。

部長退院、住吉退院のサプライズパーティーを悠斗の店で開く。住吉は治って会社にも復帰。旦那とは離婚。未来は悠斗に告白するが悠斗は修行でフランスに5年行くという。

未来の告白はみんなで見ていた。

美紗と部長は2025年まで一緒に過ごす。君の名は、コロナ、オリンピック、大谷翔平と過ぎていく。

美紗はまめかめ堂を10年ぶりに再オープンさせた。おばあさんチヨさんは一緒。

部長は大学の研究室で勉強。SUZUTOYA食品研究室の社長になっていた。学生と二足のわらじ。未来は美紗の後を継いだ。

2025年9月18日。美紗の運転で2人は出かける。シャインマスカットを持ってる。お互い『亘さん』、『美紗』と、呼び方が変わっている。道でタクシーとすれ違う。2人を過去に案内したタクシー。車を降りてタクシーを見送る2人。

2人がたどりついたのは景色がよい山。ベンチで美紗はシャインマスカットを食べる。今日は美紗が1度目の人生で死んだ日。美紗が「結婚してください」という。部長「それは僕が言いたかったのに。」美紗は明日からの未来も亘さんと歩いていきたい。

部長は指輪を用意していた。愛しています。

「亘さん、私の夫になってくれますか?」

美紗に指輪をはめる部長。笑顔で見つめ合いキスをする2人。

おわり。

←第7、8話ネタバレ

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全伏線回収ポイントまとめ

富山・利賀大橋・黒セダンの意味

  • 富山:1度目の人生で美紗の遺骨を納め、父の墓に報告するための“後悔の旅路”。
  • 利賀大橋:部長が“道を間違えた”象徴。ここで転落事故が起き、回帰の起点となる。
  • 黒セダン:2015年の行動を再現するキーアイテム。ナンバーまで示され、視聴者に“同じルート”を示唆。

“回帰”のタクシーと飴:誰が運転手だったのか

  • タクシー運転手=美紗の父。大学で部長が会った人物。飴を渡し“道を間違えるな”と助言。
  • は“甘さ=人生を信じたい気持ち”の象徴。幼い頃の幸福記憶がラストのプロポーズの言葉へ繋がる。

1度目の人生スケジュール=“後悔の記録”

  • 部長のPCに残されたスケジュールは、1度目の未来を見ていたからこそ書けた“回避不能な出来事リスト”。
  • 「静永寺に納骨/黒部峡谷・利賀大橋交通事故/2015年へ回帰」まで記され、部長が“自らの死”をも織り込んでいたことが明らかに。

1億5000万の通帳/5000万小切手の“使い道”

  • 通帳:もしもの時に神戸さん(美紗)のために——部長の“命の保険”とも言える布石。
  • 小切手(5000万):美紗の祖母のための資金。1度目では守れなかった人を守るための贖罪行為。

折り紙・パソコン・レンタカー…小道具が示した行き先

  • 折り紙の欠落:部長が何かを仕込んだ/持ち出したサイン。
  • PCログ:富山への足取り、スケジュールの存在を示す“真実の箱”。
  • レンタカー履歴:2015年のトレースを裏付ける客観的証拠。

主要人物の心情変化と結末考察

美紗:恐怖と罪悪感から“選び取る愛”へ

“身代わり”理論に怯え、誰かが死ぬことで自分が生きることへの罪悪感を抱いた美紗。
最終的には「一緒に生きようよ」と能動的に愛を選び、プロポーズまで自分の意思で踏み出す。

鈴木部長(亘):身代わりから“伴走者”への転換

友也を身代わりにして自死を図ろうとした部長は、過去の後悔を断ち切り、美紗と共に未来へ進む“伴走者”へ。プロポーズの指輪は、その決意の形。

江坂麗奈:執着と孤独の果て

幼少期に母を失い、数年後父も亡くす——孤独が執着にすり替わった悲劇的加害者。観覧車での「一生覚えてて」は、存在証明を他者の罪悪感に託す最期の叫びでもある。

友也:やり直しの願いと最期の電話

「全部間違ってた。次は美紗を幸せにする」——遅すぎた懺悔。保険金を巡り、母と麗奈の思惑に翻弄される中で、“生まれ変わり”を願ったが叶わなかった男

観覧車シーン徹底解析:なぜ“離れる”ことが救いなのか

観覧車頂上=抜け出せない関係性の象徴。扉が開く=関係の破綻/再構築の分岐点。美紗が差し伸べた手を麗奈が振り払った瞬間、“共依存の鎖”が切れたといえる。離れることは冷たさではなく、生き直すための唯一の選択肢だった。

ラストシーン解説&後日談(2015→2025の10年)

  • 時代の出来事を挟むモンタージュで、二人が“普通の時間”を積み重ねたことを可視化。派手な事件ではなく、日常の共有で関係が成熟。
  • タクシーとのすれ違い:過去に導いた存在への“感謝と別れ”。もう乗らなくていい=自力で歩ける証。
  • 逆プロポーズ&指輪:甘いお菓子=信じる力の比喩が、愛の誓いとして結晶。タイトル通り「私の夫と結婚して」と自ら言い切る美紗に、物語のテーマ「自分で選ぶ」が凝縮。

まとめ:人生は“信じたい甘さ”で変えられる

9話・10話は、過去の後悔と向き合い“やり直す”という物語の核を、富山の旅と観覧車の対決で具現化した回でした。タクシー運転手=父の存在、飴の甘さ、1.5億/5000万の金額など、細部まで“愛と贖罪”が込められている最終章。最後に美紗が取った行動は、被害者でも加害者でもない“主体者”としての選択。その積み重ねが、プロポーズという幸福な未来に繋がりました。

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おわりに

一挙2話更新というのは中々スピーディーな展開でしたね。
ところで1話で美沙はなぜタクシーの運転手が自分の父親だとわからなかったんですかね?

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ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

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