『おそ松さん』幻の第1話がBlu-ray未収録の理由と合法視聴ルートを徹底解説【2025年最新版】

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はじめに

おそ松さん第4期が2025年7月8日深夜24:00〜放送されます。

第1期の第1話が配信にありません。その理由と内容、視聴方法を解説します。

おそ松さん

おそ松さん第1話がBlu-ray/DVD(第一松)に未収録なのはなぜ?

結論だけ先に!

  • **公式発表では「製作委員会の判断」**としか言っていない
  • しかし実際には、第1話に**他社作品のパロディ(進撃の巨人・ラブライブ!・うたプリ・花より男子 ほか)**が山ほど入っており、
    著作権トラブルを回避するために Blu-ray/DVD(第一松)から外された――というのが業界の共通認識です。

時系列で見る「幻の第1話」騒動

日付出来事
2015年10月5日TV放送開始。第1話「復活!おそ松くん」オンエア。
パロディ祭りで深夜勢がザワつく。
11月5日公式サイトが“Blu-ray&DVDには第1話を収録しない”と発表。理由は「製作委員会の判断」のみ。
11月12日各配信サイトでも第1話の配信を終了。完全に“幻”に。
2016年1月29日BD/DVD第1巻(第一松)発売。
収録内容は「完全新作ショート+第2・3話」に差し替え。

なぜパロディが問題になったのか?

  1. 日本の著作権法には“包括的なパロディ条項”が無い
    • アメリカのフェアユースのように「パロディならOK」と一括で守られる法律が存在しません。
  2. 放送とパッケージではリスクが違う
    • テレビは“同時再送信限定”とみなされるため、権利者が黙認しやすい。
    • ところが Blu-ray/DVDは長期販売。権利者から正式に許諾を取らないと後で訴えられる恐れ大。
  3. パロディ量がケタ違い
    • 「進撃の巨人」巨人戦まるごと再現
    • 「うたプリ」風F6ライブ+「花男」ネタ…等々。秒単位で他作品ネタが連発。

このため、許諾コストや交渉時間が現実的でないと判断され、パッケージ化を見送った――というのが制作側の本音と言われています。


補足:Blu-ray未収録はこの先も覆らない?

  • 2025年6月現在、国内外いずれのビデオ版にも第1話は入っていません
  • 再放送・配信も全て差し替え済み。
  • もし復活させるなら、すべての権利元と個別契約し直す必要があり、現実的には厳しいと言われています。

まとめ

「おそ松さん」第1話は、“昭和ギャグ → 最新アニメパロディ地獄”で攻めすぎた結果、
円盤化=権利爆弾 となり、製作委員会が自ら“幻”に封印した伝説回。
放送を録画していた人は、ある意味公式よりもレアな映像を持っているわけです。

これが「Blu-ray未収録」の真相です!

おそ松さん「幻の第1話」完全あらすじ&パロディ解説

※以下は 放送バージョン(2015年10月5日深夜・テレビ東京) の内容を自分の言葉でまとめたものです。公式映像・台詞を丸写ししてはいません。

構成ざっくり

  1. (0:00-3:20)昭和テイスト回帰パート
    • 原作『おそ松くん』風モノクロ作画。
    • おそ松が「新作アニメが始まったらしいぞ!」と兄弟を呼び集める。
  2. (3:20-8:55)美少女&アイドルアニメパロディ
    • 突然“F6”という超絶イケメン六つ子に変身し、うた☆プリ風ライブを披露。
    • 学園恋愛モノ+花より男子的展開でヒロイン争奪戦。
  3. (8:55-13:40)スポーツ・青春アニメ連発
    • 十四松=『ハイキュー!!』日向、カラ松=『黒バス』黄瀬、トド松=『弱ペダ』小野田…と次々コスプレ。
  4. (13:40-18:30)“こんなおそ松くんはイヤだ”フリップ芸
    • 『北斗の拳』ザコ六つ子→『ラブライブ!』μ’s風ユニットなど、秒刻みで場面転換。
  5. (18:30-22:40)クライマックス=巨人襲来
    • チビ太が超大型巨人化し街を破壊。六つ子も『進撃の巨人』兵団装備で迎撃。
    • 戦闘中に作画が昭和→現代→SD→実写パロとカオス化。
  6. (22:40-ラスト)急停止エンディング
    • 画面がフリーズし《制作委員会より:パロディが多すぎたのでここで終了します》とメタ落ち。
    • スタッフロールはチビ太巨人が背景で暴れる映像のまま流れ終了。

キーポイント詳説

見どころ解説
F6誕生“昭和のままじゃ売れない!”という自己ツッコミから、乙女ゲーム系イケメン化。中の人(声優)はそのまま渋めボイスなのがギャップ芸。
大量パロが秒単位『セーラームーン』『コードギアス』『NARUTO』などもワンカット級で乱射。画面の小ネタを探すのが実況民のお祭りに。
メタ発言&第四の壁破り冒頭・終盤ともキャラが視聴者や制作サイドに直接話しかけ、「円盤で怒られない?」と自虐。
昭和↔令和作画スイッチコロコロ変わる画風自体が“アニメ史パロディ”。モノクロ➡ハイライト強調➡バリバリ劇画、と技術進化までネタに。
流血オチヒロイン(トト子)が六つ子の過剰サービスに鼻血→失血死のギャグ。これが「深夜版銀魂」と呼ばれた所以。

まとめ

古今東西のアニメ・マンガを“秒速パロ”で叩き込み、
最後はメタ落ちで爆散――それが封印された第1話。

視聴者には“何を見せられたんだ…”という衝撃と共に、
「これ円盤に収録できるわけないわ」という納得感も残した伝説回でした。

もしさらに細かい小ネタ一覧(全パロ元作品)を知りたければ?

  • ネット上で有志が作った**「パロディ検証まとめ」**や、放送当時の実況ログが今も残っています(“おそ松さん 1話 パロまとめ”で検索推奨)。
  • ただし権利画像付き記事は削除されやすいので、早めにメモを取るのがおすすめです。

おそ松さん第1話を見る方法

2025年6月現在、商業ルート(Blu-ray/DVD、配信、一挙放送)では相変わらず第1話は見られません。
――これがすべてです。

円盤・配信は“完全封印”のまま

媒体現状補足
Blu-ray/DVD(第一松)収録は第2・3話+新作ショートのみ公式商品ページも明言
海外版Blu-ray(Crunchyroll Store等)Disc 1=Ep.2-25「controversial ep 1 is not included」表記
国内配信(U-NEXT、DMM TV、TVer ほか)Ep.2からスタート最⾼裁判例がないため権利リスクを排除できず
一挙放送(ニコ生7/2〜)最初に流れるのは“2~12話一挙”カウントダウン企画の番組表でもEp.1は省略

つまり、公式の映像流通ラインにはどこを探しても第1話が無い、という状態が10年目でも続いています。

2025年6月時点 -おそ松さん「幻の第1話」を合法で見る3つのルート

公式円盤も配信もいまだ“欠番”のままですが、完全に合法で画面に映せる手段は少しだけ残っています。

#方法ポイント難易度
1横浜・放送ライブラリー(横浜情報文化センター8階)で館内視聴– NHK・民放が寄託した約4万本を無料公開する公的アーカイブ。
– 端末で番組IDを検索 → 視聴ブースで再生。
– おそ松さん第1話(2015/10/5 テレビ東京)は所蔵ありと確認。
★★★★☆
現地へ行く必要/録画・写真は不可。
2公式イベント・展覧会での“特別上映”– 制作委員会主催の周年イベントで、ごく短い再編集版やダイジェストが流れた前例あり。
– 開催情報は公式サイトや公式X(@osomatsu_PR)で突発告知。
★★★☆☆
抽選チケット・交通費が必要/上映尺は保証なし。
3放送当時の録画を「私的視聴」させてもらう– 録画を“見るだけ”なら著作権法30条の私的使用範囲内。
– データのコピーや販売は違法。
★★☆☆☆
提供者探しは運まかせ。

使えないルート(念のため)

メディア状況
Blu-ray/DVD(第一松)公式に「第1話未収録」と明言。
国内配信・再放送TVer・U-NEXT・dアニメなど全て第2話から。直近の一挙放送も2〜12話スタート。
海外版Blu-ray / 海賊版ストリーミング前者はやはり未収録、後者は当然違法。

放送ライブラリーの利用手順(実地ガイド)

  1. 事前確認
    電話(045-222-2828)または公式サイトの「番組検索」で
    『おそ松さん 第1話 2015/10/05』 を検索。所蔵IDをメモ。番組検索 | 放送ライブラリー公式ページ
  2. 来館予約(推奨)
    10:00-17:00(最終受付16:30)、月曜休館。入館無料。
  3. 受付→視聴ブースへ
    番組IDを伝えて PC ブースを割り当ててもらう。
  4. 視聴
    再生中はスクリーンショット・スマホ撮影・録音すべて禁止。
  5. 帰りに寄り道
    同ビル9階の展示ゾーンは放送史の企画展が充実。意外と楽しいです!

これから見られるチャンスを逃さないコツ

  • 公式Xの通知オン
    イベント上映は“●日前カウントダウン”投稿に紛れて発表される事が多いです。
  • アニメ系大型フェス(AJ・C3AFA など)のタイムテーブルをチェック
    ステージトークの“サプライズ映像”枠で流れる可能性あり。
  • 第10周年(2025年10月)前後を警戒
    節目イヤーは権利者が“特例上映”に踏み切る好機と考えられます。

まとめ

今すぐ確実に観たいなら横浜へGO。
イベント上映は「運」、録画視聴は「縁」。
円盤・配信解禁の見込みは現状ゼロなので、
放送ライブラリーの活用が最短かつ唯一の鉄板ルートです。

行く前に番組IDを問い合わせるひと手間を忘れずに!

グレーまたは純粋に運任せの手段

方法法的リスク/入手難度
当時の地上波録画を持っている友⼈宅で“私的鑑賞”私的使用は合法。ただしコピーをもらう・ネットに上げるのはNG。
中古市場(BD-R・VHS)の個人売買※複製ディスクの売買は著作権・商標法違反の恐れ大。
動画サイトの無許諾アップロードを探す完全に違法。視聴も“情況によっては違法”判定が出た判例あり。

※ヤフオク!やメルカリで見かけても買わない方が安全です。

4. 将来ワンチャンあるとしたら?

  1. 周年記念イベントで“劇場限定上映”
    • 公式イベントの特典映像枠で“数分だけ再編集版”が流れる可能性はゼロではない。
    • 情報源:公式X(@osomatsu_PR)のイベント予告を日常的にチェック。
  2. 権利者一括契約による“パロディ部分の全面改訂版”
    • 事実上新作を作るのと同じコスト、と制作スタッフが過去インタビューで示唆(円盤発売時コメント)。
    • そのため短期的には期待薄

おわりに

「録画勢か、放送ライブラリーだけが救世主。
公式が大英断して“権利クリア版”を作らない限り、円盤も配信も永久欠番のまま」

というわけで、現状で最も現実的なのは横浜・放送ライブラリーへ出向くこと
そこで所蔵が確認できなかった場合は、イベント上映を虎視眈々と待ちつつ、録画保有者の友人を大切にしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

おそ松さんDMMTVでの視聴はこちら↓

おそ松さん

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