はじめに
月9ドラマ『海のはじまり』第6話のネタバレです。
今回の弥生に決断の理由に注目しました。
第9話ネタバレ
弥生の決心
今回、弥生は夏との別れを決心し、
それを夏に伝えました。
「好きなひと離れてでも自分が納得できる人生と、
つらい気持ちのまま2人のために生きる人生。
どっちにするか考えて、自分を選んだ。」
弥生は夏と海と3人でいることは楽しいが、
2人から水季の存在を感じ、
3人ではないと感じました。
そして疎外感を覚えていったのです。
やっと言えた本音
やっと言えた弥生の本音は
「月岡君と2人でいたかった。」
というものでした。
弥生は別れを告げ、
夏は2人のどちらか選ばなければならななら
海を選ぶと言いました。
水季からの手紙
弥生は水季からの手紙を読んで
夏との別れを決意しました。
ここで、水季が『夏くんの恋人へ』宛てた手紙の全文を見てみましょう。
水季の手紙全文
『はじめまして。面倒なことに巻き込んでしまって、ごめんなさい。
ハッキリしない夏くん、まだ幼い海、短気な母、気の抜けた父と、
厄介な人たちに挟まれて、それはそれは窮屈だったと思います。
海を妊娠していると分かったとき、
最初は中絶するつもりでした。
相手のことを考えすぎたせいです。
でも珍しく他人の言葉に影響され、
自分が幸せだと思える道を選ぶことにしました。
夏くんではなく、海を選びました。
そのおかげで、海を産んで一緒に過ごすことができた。
海を見るたび、話すたび、思うたびに、
正しい選択だったと思えています。
たぶん人より短いから、幸せな人生だったと言うのはちょっと悔しいし、
他人にあの子は幸せだったと勝手に想像されるのはもっと嫌です。
でも、海と過ごした時間が幸せだったことは、
私だけが胸を張って言える事実です。
誰も傷つけない選択なんてきっとありません。
だからといって、自分が犠牲になるのが正解とも限りません。
他人に優しくなり過ぎず、
物分かりのいい人間を演じず、
ちょっとずるをしてでも、自分で決めてください。
どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。
海と夏くんの幸せと同じくらい、あなたの幸せを願っています。』
最後の方が水季が中絶を止めたきっかけである
弥生が産婦人科のノートに書いたメッセージと全く同じでした。
弥生からのメッセージ全文
『妊娠9週目で中絶しました。
強い罪悪感に襲われています。
彼がああしてくれたら、母がこう言ってくれたらと、
罪悪感を他人のせいにしてしまい、
そんな自分にまた落ち込みます。
まるで自分が望んだように振る舞っていただけで
実際は他人に全てを委ねていました。
人に与えられたものを
欲しかったものだと思い込むのが私は得意過ぎました。
後悔とは少し違う。
でも同じ状況の人に同じ気持ちになってほしくありません。
他人に優しくなり過ぎず、
もの分かりのいい人間を演じず、
ちょっとズルをしてでも自分で決めてください。
どちらを選択してもそれはあなたの幸せのためです。
あなたの幸せを願います。』
弥生が水季を好きになった理由
弥生は自分が相手のことを思って中絶したあと後悔したことを
思い出したのではないでしょうか?
だから、今回は相手ではなく自分を選んだのでしょう。
さすがに、自分が書いたノートを
偶然水季が見て影響を受けているとは思いつかないと思うので
自分と同じ考えを持つ水季を好きになったのではないでしょうか。
おわりに
弥生の選択はつらいものですが
とても納得のいくものでした。
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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