地球防衛隊X　第33話から最終話　ネタバレ　4巻　完結

はじめに

龍茶文十(りゅうちゃあやと)先生の「地球防衛隊X」第33話から最終話(36話)のネタバレです。
この作品はマガポケオリジナル作品です。

現在コミックスは3巻まで発売中です。

『地球防衛隊X』はマガポケで全話無料で読めます。↓この記事にまとめました。

地球外生命体から日本を守る秘密組織、地球防衛隊。
隊員である大和孝一は、外生体(地球外生命体の略称)を捕らえることこそが国の平和に繋がると思っていた。

彼女に出会うまではーー。
「本当に日本をダメにしているのは外生体なのかしら？」

不況、少子化、汚職、裏金。
国の内側に巣食う法で裁けない理不尽な悪、老害。

正義の名のもとに老害どもを駆逐せよ。
真の愛国心を問う。

SPはヒューマノイドだと判明した。大和たちXは国会を襲撃し国民を掌握するという最終ミッションを開始。

決戦は衆参両院の本会議にて新総理の所信表明が行われる日。

第102代　内閣総理大臣に就任したのは風間紀夫という人物だった。

日本はなにも変わっていなかった。

仮面をつけた大和が仲間を引き連れて襲撃を始めた。警備員を倒し、正面突破。ピロ子は国会議事堂の上から様子をうかがっていた。計画通り、大和が議事堂に入ったことを感じとるが、次の瞬間新たな電磁波を感じた。

信濃たち防衛隊員が地下通路から入ってきたのだ。

大和の死角からSPが襲いかかり制圧されてしまった。しかし、大和は二〇式強化ベルトを使い反撃する。

大和は官僚の父親が仕事をやめておそらく自害した過去があった。生きるとはなにか？正しいとはなにか？父親の葬式で疑問に思った。父親が訴えたかったことを信じたかった。

一方でピロ子は144番の攻撃を受けていた。ふたりではピロ子のほうが実力は上だが…。

浦賀が大和に銃を発射した。しかし大和はそれより素早く動き浦賀を拳でのしてしまう。暴れる大和に国会が騒然としてきた。信濃は隊員を本会議場に集めるように呼びかける。

逃げようとする新内閣総理大臣の行く手をピロ子が阻んだ。ピロ子はすぐにでも総理大臣を攻撃できるように手が刃の形になっている。

そのとき天井から凪人が飛び込んできた。手がキャビーによって改造され、キャビーが乗っている。大和に一撃食らわせた。

次にピロ子に手を伸ばし、ピロ子の頭からトランスン星人だけを押し出した。凪人は姉との会話を思い出していた。そして海里(凪人の姉)の手をとり、大和に言った。

「確かにこの国の未来はないかもしらんけど、ゴチャゴチャうっさいわ！俺は今、幸せや！！」

戦いの様子はテレビで中継されている。

凪人が「あんたも俺もやりきった。もう凪いでいる。」と大和を説得した。

大和は自分はただの犯罪者でここに正義はない。と認め切腹した。最期に自分が日本を変えることができなかったのは無念だが、「子供が大人を諌める内はまだ未来は明るい」と言い残した。

戦いは終わった。海里はトランスン星人に取り憑かれていたときの記憶はない。トランスン星人は収容所に入れられた。

海里は凪人に問いかけた。「日本ってこれからどうなると思う？」

完結

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