はじめに
大瀬戸陸の「ねずみの初恋」第45話『Inspection』のネタバレです。
ねずみの初恋 – 第45話 Inspection | ヤンマガWeb
ねずみの初恋 – 大瀬戸陸 / 【第45話】Inspection | マガポケ
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第45話ネタバレ
2024年3月3日午前9時32分。
ねずみは『検査』されていた。録画された白く広い実験室。中央に置かれたテーブルで下島勝弘(しもじまかつひろ)という男性と紙に書いてある通りの会話をする。
『下島勝弘です。どうも…』
『小山ねずみです。お願いします。』
その様子を鯆と、中縹という小柄で坊主に白衣の男性が見ている。
2往復ほど、何でもない会話(野球の話)をしたあと、『では以上で終了です。お二人ともありがとうございました。』とアナウンスが流れた。そして、それぞれ違う扉から外に出るように指示される。
ねずみが扉を出るとそこは誰いない部屋だった。向かいにもう一つ扉がある。テーブルには包丁が置かれていた。鯆がねずみに指示する。『ねずみ、それで隣の部屋の人間を殺せ。』言われた通り、部屋の奥の扉を開ける。扉の中にいたのは先ほど会話をした下島という男。下島はねずみに「あのっ…やめてくださいっ…」と言った。ねずみはすぐ下島の喉に向かってナイフを斬りつけた。中縹は目を覆うが鯆に「どうです?」と聞いた。鯆は「少し、間がある。」と言った。
中縹先生「じゃ、特定できる「故障」のほうから調整していきますね。」「彼氏くんの方に関してはもう少し時間がかかりそうです。」
ねずみと中縹が向かい合っている。カウンセリングのようなことをしている。碧のことも話している。中縹が13話で登場したメッセージ入りのサッカーボールをねずみの目の前に持ち出した。
「これなんだい?」ねずみは男の子と公園で遊んだボールだという。どうやって遊んだのか詳しく聞く中縹。そのときどんなことを考えていたのかも。
いつのまにか背後に回った中縹がねずみの肩に手を起き「今は夕方だよね。」と語りかけるとねずみは公園の記憶から、殺すために男の子の家の前に立っているところまで記憶が飛んだ。
画像が粗い。「夕方なのでドアに私の影が映っています。」「影の中でドアノブが回っています。」「ドアが開きました。」
そこで中縹がねずみの目の前でパンっと両手を叩いた。
放心するねずみ。サッカーボールのことを忘れていた。サイン入りのサッカーボールを持った中縹に「これ、何だい?」と聞かれても、首を傾げて「ぼーる、です。」
中縹は満足気に「うんっ」と言った。
鯆がその様子をガラスの外から見ていた。
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感想と考察
『Inspection』の意味は『検査』です。品質や状態を確認するために注意深く物事を見ることです。
ねずみは人間扱いされていません。
確かに今までも『道具』と言われてきましたが。故障を調整するという表現は薄っすらと恐ろしいです。
ねずみは催眠術のようなものをかけられていることが判明しました。
中縹という男は人体実験が好きなのでしょうか。無害そうな顔をして、結婚指輪もしているのに恐ろしいです、
そして、その方法で碧のことも忘れさせようとしているようです。
第14話でサッカーボールの存在を思い出して公園にとりに行っているので、このような記憶を『調整』する作業は何度も繰り返されているのでしょう。
第28話では首の傷を見られた碧が、中縹と同じようにねずみの目の前で両手をたたき、ねずみの気をそらすシーンがありました。
話をそらしただけに思っていましたが、そのあと傷あとについて会話に出てこなくなったことから、ねずみは顔の目の前で両手を“パンッ”と叩くと直前の会話の記憶が消え、その方法を碧も知っていたとするとますます碧の正体が怪しくなってきました。ねずみには隠して組織と繋がりがある可能性もあります。
ねずみに姉を殺されているので最終的な目的は復讐だと思いますが、中縹は碧の存在というより、『彼氏』だったことを忘れさせるのでしょう。
第28話ネタバレ↓
おわりに
作者の『描きたいシーン』というのがあるそうなので、そこに行きつくまでが楽しみです。
第12話で標準語で話す浅葱が「俺はこっちの生まれじゃない。」といい、碧も「オレも一緒です。」
というシーンも気になってきました。
そもそも舞台は関西なんでしたっけ?
ここまで読んでいただきありがとうごさいました。
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